パスタの人気ランキングを見ると、必ず上位にランクインする「カルボナーラ」。

日本では、ベーコンと生クリームを使ったクリームパスタという認識が一般的ですよね。

しかーし!! どうやら本場イタリア・ローマのカルボナーラは日本とはちょっと違うらしいのです。

イタリア行くしかないか〜と思っていたら……「本場のレシピを再現したカルボナーラを横浜・みなとみらいで食べませんか?」というお誘いをいただいちゃいましたっ。

さっそく日本とローマのカルボナーラはどう違うのか、たしかめに行ってきましたよ〜!

【本格イタリアンがカジュアルに楽しめるよ♪】

やってきたのは、「IL SALTIMBANCO(イル サルティンバンコ)」。桜木町駅からすぐの商業施設「コレットマーレ」の7Fにあります。

実はこちらのレストレラン、ローマにあるミシュラン2つ星レストランのシェフがメニューを監修しており “本格的なイタリアン” がいただけるんです!

お店へ入る前は「格式高い感じだったどうしよう…」とドキドキしたのですが、店内はリラックスして食事が楽しめるカジュアルな雰囲気。ホッとひと安心です(笑)。

また、お店の奥には床から天井まである大きな窓があって、とっても開放的。みなとみらいエリアが一望できちゃいましたよ〜!

この日はあいにくの雨ですが、それでも観光名所の大観覧車や、遠くにはベイブリッジまで見渡せましたよ。

晴れている日なら、より絶景が楽しめるはず! ディナータイムに訪れれば夜景も素敵なことでしょう。

【本場のカルボナーラの特徴とは…】

窓から見える大パノラマを楽しみつつ、さっそくお目当てのカルボナーラを注文しましょう。

土曜日のお昼どきだった今回は、店員さんのオススメ「土日ランチ パスタセット」(税込2200円)にしました。

セットの前菜だったサラダを食べ終えるころに、メインのカルボナーラがやってきたのですが……おおお〜っ!?

ビジュアルからして、想像していたカルボナーラと違うぞ〜〜〜!

本場・ローマのカルボナーラの特徴は、

・スパゲッティではなく「リガトーニ」というショートパス夕を使っている
・にんにくや生クリームは使わない
・ベーコンではなく豚ほほ肉の塩漬け「グアンチャーレ」を使っている
・羊のミルクが原料の「ペコリーノロマーノ」を使っている

とのこと。日本のカルボナーラとは作り方や材料から異なりますね。

なお、イタリア産豚肉製品の輸入規制にともない、現在こちらのお店では「グアンチャーレ」ではなく豚バラ肉の塩漬け「パンチェッタ」を代用しているとのことでした。

【濃厚なのにしつこくない!】

それでは、いざ実食です♪ ひと口いただいてみると……短くて太い筒のような形をした「リガトーニ」は、モチモチッと弾力のある食感!

中心に穴があいているので、もったりと重めのソースがよく絡んでいます。

全体的な味としては、お馴染みのカルボナーラよりもギュッと濃縮した旨味や塩気を強く感じました。このコク深さは「パンチェッタ」や「ペコリーノロマーノ」のおかげなんでしょうね。

ですが、胃にもたれるようなしつこさを感じることはなし。

ローマのほうがスッキリとした味わいと言いましょうか。日本と同じく濃厚テイストなのに、にんにくや生クリームを使ってないからなのかしら。

たっぷりとかかったブラックペッパーのピリッとした辛さも相まって、日本のカルボナーラよりも大人っぽい美味しさでした。

【一食の価値ありです】

横浜・みなとみらいの「イル サルティンバンコ」で食べられる、イタリア・ローマのカルボナーラ。

日本のカルボナーラとはひと味違う本場の味は、一見の価値ならぬ、一食の価値あり!! ですぞっ。

■今回訪れたお店

IL SALTIMBANCO(イル サルティンバンコ)
住所:神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7 ヒューリックみなとみらい コレットマーレ7階
営業時間:11:00~15:00(料理L.O. 14:00 / ドリンクL.O. 14:30)、17:00~22:00(料理L.O. 21:00 / ドリンクL.O. 21:30)
定休日:元旦、コレットマーレに準ずる

参考リンク:IL SALTIMBANCO(イル サルティンバンコ)
取材・執筆:つぼみまい
Photo:(c)Pouch

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