銚子ヶ峰(1810m)テン泊ハイク2日目
3時半頃になって、隣の学生さんがゴソゴソしていたので目が覚める。
夜中何度か目が覚めたが、寒くはなく割とぐっすり眠ることができた。
学生さんは朝食を採っており、夜明けと同時に出発されるそうだ。
もうひと眠りしようかと思っていたら、急に外が騒がしくなる。
外にはヘッデンを付けた7~8人のハイカーが休憩しており、外に出てみる。
石徹白から登ってきた彼らは、三ノ峰、別山を経て白山に至り、大白川まで一気に下るそうだ。
昨夜の学生さんもスゴイが、彼らも1日に26㎞以上歩く超ロングハイク。
ほんと、世の中にはスゴイ方がいっぱいいるんだな。。。
すっかり目が覚めてしまったので、私も朝食にしよう。
4時半頃になると、だいぶ空が白んできた。
学生さんは水場で水を補給した後、出発されていった(5:00)
いろいろお話できて楽しかったです。お気をつけて。
さて、再び一人になった小屋の中で今日の予定を考える。
A案 このまま下山する。
B案 メインザックをデポし、サブザックで三ノ峰まで登ってくる。
もうほとんどA案で腹は決まっていたが、もう一度B案も検討してみる。
神鳩ノ宮避難小屋から三ノ峰までは約5㎞。
登りの標準タイムが3時間半、下りが2時間なので、休憩や亀足を考慮しても9時間もあれば戻ってこれそうだから、それから下山しても16時までには駐車場に戻れる。
食料やドーピング剤も充分予備があるが、問題は水。
5L持ってきた水も既に4L使ってしまったので、残り1Lではあまりにも心許ない。
今日も暑そうなので、少なくとも3L近くは持っていかなくてはならず、水場に汲みにいかないとならない。
水場に行った学生さんの話では、戻りはかなりの急坂だったそうだ。
水を汲みいくだけでもひと苦労しそうだし、一度切れたモチベーションを復活させる気にはならず、今回は大人しく下山することにする。
使わせていただいたマットや毛布も片付け、軽く清掃。
ありがとうございました。とても快適に過ごせました。
また利用させていただきます。
5㎏ほど軽くなったザックを背負って下山開始(5:15)
少し朝靄が残った登山道を下っていく。
クマさんに遭いませんように。。。
5:21 登山口から3㎞地点(標高約1540m)
急坂のおたけり坂にさしかかる(5:35)
足元に注意しながら慎重に下っていく。
5:37 雨宿りの岩屋・かむろ杉(標高約1450m)
5:43 おたけり坂入口(標高約1400m)
登りに40分近くかかったおたけり坂も、下りは僅か8分。
5:49 登山口から2㎞地点(標高約1370m)
この辺りからぼちぼちハイカーとすれ違い始める。
6:11 登山口から1㎞地点(標高約1220m)
登ってくるハイカーが皆、「えっ? もう下山ですか?今朝はどちらから?」と尋ねてくる。確かにこの時間帯に降りてくるのは不思議に思うだろう(笑)
今日も朝から蒸し暑く、滝のような汗が止まらない。
大杉が見えてきた。
6:33 いとしろ大杉(標高約1040m)
もうあと僅かだが、ベンチで小休止。
悠然とした大杉が、「懲りずにまた来いよ!」と言ってくれているかのようだった。
これが小屋の写真にあった故船戸翁の休み石のようだ。
6:52 白山石徹白道(南縦走路)登山口(標高約960m)
下りは1時間37分。駐車場には10台ほど駐車してあった。
登りでもこのタイムで登ってきたあの学生さんや団体さんはいったいどんな心肺能力なんだろう??
下山届を提出し、隘路の林道を下っていく。
登山口に向かうハイカーの車と何台かすれ違い、マイクロバスとのすれ違いには往生した。
石徹白集落に戻り、自販機でコークを購入。
今回はルミさんだった。 天馬ルミ子?(←古っ!)
三ノ峰・別山を目指したハイクだったが、暑さとザックの重さでヘロヘロになり、急坂になるとパタっと足が止まってしまい、ふがいない結果になってしまった。
次回はいつになるか分からないが、しっかり対策と準備をして再度挑戦しよう!
やっぱり、山っていいね!
銚子ヶ峰(1810m)
標高差605m
下り 1時間37分
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