- 氷河、火山、温泉、Björk や Sigur Rós の音楽などで気になっていたので行ってきた
- 11月の連休まわりで現地5泊
出発まで
- 出発約10日前に群発地震と地割れのニュースがあり、噴火の可能性あってキャンセルを考えた
- が、現地のガイドの方に聞いたら何も心配することないとのこと。みんな慣れてるらしい
- 実際、現地でも誰も気にしてなかった。ブルーラグーンが閉鎖して行けなかったのだけ残念
- 後日、12月18日に噴火した
- 羽田空港から出発
- 行きはミュンヘン経由で 15時間 + 4時間
- 帰りはフランクフルト経由で 4時間 + 13時間
ミュンヘン
- トランジットの間は空港で読書、と思ってたが、駅をすぐそこに見つけたので乗ってみた
- Google Maps 経由でSバーンのチケット買ったけど、改札なくて見せる場所がない
- そういうものらしい。帰りは紙の切符で買ってみた
- Sバーンきれいで揺れが少なくて快適。車内みんな静かでスマホ見てる
- 市庁舎の駅で降りた。広くてどこから外に出れるかわからない。適当に出たとこが真ん前
- 寒い!
- ウロウロ散歩してすぐ空港に戻る
1日目 / アイスランド到着
- 夕方着陸。吹雪いている
- 首都レイキャビクのホテルまで車で45分ぐらい
- 暗い吹雪の中で後部座席に乗ってると、子どもの頃に父の運転で札幌から自宅に帰る車中を思い出した
- 本とCDを買い込んで映画を観て、夕食を食べて満腹になった帰り道、暗闇の雪の中を父が運転している。それをウトウトしながら眺めている。ある意味幸福な幼い頃の記憶
- ホテルにチェックインしてさっそく散歩。パラパラと雪が舞っている
- 持参した帽子が薄くて寒かったので Icewear の帽子を買う
- 夜のハットルグリムス教会が荘厳
2日目 / レイキャビク散策
- ホテルの朝食を食べて散歩
- チョルトニン湖のほとりを歩き、ハットルグリムス教会に登る。レイキャビク・ロースターズは混んでたので入らず
- 建物1つ1つが雰囲気ありおしゃれ、寒さ・空気感も良くて高揚する
- 北海道生まれだからか、根源的に寒い地域、雪のある街が好きなのかも
- 条件があえば首都のど真ん中でもオーロラ見えるらしい
- 現地の方にとっては珍しいものじゃなさそう
- お昼に食べたヒラメとカレイと深海魚のグリルが美味
- マヨネーズはキューピー
- 物価は日本の3倍くらいする。500ml の水が500-600円。水道水飲めるけど
- どこでもクレカ使える
- ペルトラン は氷河体験や展望スペースもあったが、5Fのカフェが良くて長居した
- 12 Tónar のガラス窓に “Sigur Rós” ってサインあったけど本物?
- 記念にトートバッグ買った
- 日の出が11:00ぐらいで、日が沈むのが16:00前ぐらいだった。この時期は日照時間4-5時間。逆に夏は白夜
- オーロラ観測ツアーに参加したがこの日は見えず
- 月の周りに光の輪がかかっていた。幸運の前兆らしい
3日目 / ゴールデンサークル
- 現地ガイドと待ち合わせ。車でゴールデンサークル一帯に連れていってもらう
- シンクヴェトリル国立公園、グトルフォス、ゲイシール (間欠泉) など
- 途中、エネルギーの話になった。アイスランドは100%自然エネルギーで地熱発電も多い。ガイドの車は 100% EV だった。”日本は Nuclear power なんだろ” と言われて、どう回答すればいいのかわからなかった
- その流れもあってか、時間に余裕があったので フリーズヘイマル農園 に立ち寄った。地熱発電でトマトを大量生産している。受粉はミツバチが行う。温室の中のレストランは常に満員らしい
- その後、ケリズ火口湖へ
- 個人的にはここが1番よかった。淵を一周でき、水面の近くにも降りられる。火口の中心部は風が当たらないので、暖かくて静か。階段を1段降りるごとに徐々に物音がしなくなっていくのが不思議な感覚。静謐な場所だった
- 次のホテルまで送ってもらう。夕飯はラム肉のミートスープ、タラのグリルなど。おいしい
4日目 / 南部ツアーに参加
- 南部の観光地を巡る1泊2日多国籍少人数ツアーに参加、10時に宿でピックアップしてもらう
- セリャラントスフォスの滝、スコゥガフォスの滝、ブラックサンドビーチなど
- RPG みたいな風景。映画のロケ地になってるとこも多いらしい。ツアーの参加者は "ゼルダが好きだからアイスランドに来た" と言っていた
- 宿に着いて夕食後、オーロラが見えそうなスポットへ連れてってくれた
- 最初の場所は雲がかかっていたが、移動した場所ではっきり見えた
- 一瞬濃くて大きなオーロラが真上に出てたけど、感心して見てたら写真撮る前に消えてしまった
5日目 / 氷河・氷の洞窟
- ヴァトナヨークトル国立公園、氷の洞窟に向かう
- 車を乗り換えて、アイゼンやヘルメットを装着して氷河の上を歩き、穴が開いてるところに下っていき、割れ目のような細い道から洞窟へと入っていく
- 曇っていたからか青というよりは暗い色で、でも近づいてみると自然の模様が延々と続いていてきれい
- 氷河は毎年形を変えているから、同じ場所は二度とないんだとか
- 装備を外して、元の車に戻り、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖、ダイヤモンドビーチへ
- 至るところに氷が落ちてて幻想的だが、気候変動の影響で氷河が後退したことによってできたものらしい
- その後、昨日来た道をいっきに戻ってレイキャビクへ
- 最後の宿にチェックインした後、改めて散歩に出る
- お土産屋で眠る猫がかわいい
- 結局最後まで現金は使わなかった。クレジットカードだけで事足りた
帰宅
- 朝5時ごろ空港へ向けて出発
- 早朝だけど空港は混雑していた。同じような便に乗る人が多いからか
- 帰りのトランジットは時間なかったので、フランクフルト空港で本を読んでたら終わった
感想
- 楽しく快適だった。物価は高いが水道水が飲める、クレカで完結するので両替の必要がなく、安全で観光客に優しく、チップの習慣がなく、英語がどこでも通じる。建物も道もきれいでゴミ落ちてない
- 世界平和度指数 ずっと1位
- ラム肉、魚などご飯も全部美味しかった。が、エジプトでもなにを食べても美味しかった ので、自分が旅先ではなんでも美味しく食べれるだけかもしれない
- アイスランド北部も楽しそうだし、ブルーラグーンに今回行けなかったし、何なら火山観光もしたいので、もう一度行きたい
- 旅のお供に “未来省” を読んでいた。たまたまだったが、地熱発電・エネルギーの話、氷河への温暖化の影響など、絶妙に旅の内容とリンクしてて、とても印象深いものになった
- これをきっかけに飛行船スタートアップがいくつかあることを知った