半導体関連の上昇に期待?

ここからは上昇に期待?

前回記事にて「東京エレクトロンの下値目処として20,000円割れ程度、数日で起こるかも?」と書きましたが、その記事の翌営業日に-7%程度の20,450円まで付けました。

ynark.hatenablog.com

20,000円割れは無かったものの、その後は4日連続で上昇しています。テクニカル面でもここから上昇に期待できるかな?と思っていますが、以降ではテクニカルでの見どころを書いていきます。

 

東京エレクトロン

テクニカル(月足)
前回記事同様に月足を見てみます。48ヶ月移動平均線とその乖離率を下段に示します。48ヶ月移動平均線(19,777円)にかなり迫って(20,450円)から戻しており、48ヶ月移動平均線のサポートが守られているように見えます。続いてはより細かく、日足を見てみます。

テクニカル(日足)
移動平均線(5日、25日、75日)と、下段にはMACD、RSI、モメンタムを示します。移動平均線
◯ 5日移動平均線:上向き
× 25日移動平均線:下向き(横向き近い?)

(1) 5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けるゴールデンクロス(GC)になれるか?
(2) 25日移動平均線がレジスタンスに見えるが突破できるか?

上記2点は8月の暴落からのリバウンドでは成し遂げられませんでした。今回は25日移動平均線が横向きになりそうなので達成できることを期待しています。

MACD
◯ 9/13(金)にGC発生
◎ 8/5(月)以降ダイバージェンス発生

RSI (14æ—¥)
â—¯
30割れから30上抜き
◎ 8/5(月以降わずかながらダイバージェンス発生

モメンタム (10)
â–³
上向き傾向、0を越えるか?
◎ 7/26(金)以降ダイバージェンス発生

MACD、モメンタムにダイバージェンス(株価の安値と、テクニカル指標の安値の傾向が逆)が見られることで下降トレンドが弱まっていると考えられ、今後の反転上昇に期待したいと思っています。なお、同じようなダイバージェンスはSUMCOの日足でも見られます。

 

SUMCO

テクニカル(日足)移動平均線
△ 5日移動平均線:横向きになりそう
× 25日移動平均線:下向き

MACD
◯ 9/13(金)にGC発生
◎ 8/5(月)以降ダイバージェンス発生

RSI (14æ—¥)
△ 30割れから上昇傾向
◎ 8/5(月)以降ダイバージェンス発生

モメンタム (10日)
△ 上向き傾向、0を越えるか?
◎ 8/13(火)以降ダイバージェンス発生

東京エレクトロン同様に今後の反転上昇に期待したいと思います。

ファンダメンタルズ面から見ると設備投資が嵩んで償却大幅増でEPSが下がっていますが、今後は伸びて2027年頃にはEPSが現状の3倍以上になる予想(TradingViewより)となっています。ちなみに過去のデータを見ると2018年のEPSは前年比+117%で、その年の株価は前年比+91.26%でした。大きく伸びるには年単位の時間がかかるかもしれませんが、言い換えれば中長期的に底値感がありそうに思います。

 

SCREENホールディングス

一方で半導体製造装置のSCREENホールディングスのチャートは、9月安値が8月安値を割っていないこともあって明確なダイバージェンスが見られませんが、安値切り上げという点でポジティブに考えています。また25日移動平均線は既に横向き、数日で上向くかもしれません。

テクニカル(日足)移動平均線
◯ 5日移動平均線:上向き
△ 25日移動平均線:横向き

RSI (14æ—¥)
◯ 8月の30割れから30上抜き

MACD
◯ 9/12(木)にGC発生

モメンタム (10日)
△ 上向き傾向、0を越えるか?

ここも今後の反転上昇に期待したいと思います。

 

四季報プロ500でも半導体特集あり

9/13(金)に会社四季報が発売されましたが、同時に500銘柄に厳選した会社四季報プロ500が発売されています。こちらでは半導体関連についての特集があり、参考になると思います。私は以前は分厚い会社四季報を読んでいましたが、最近はプロ500のみ買って読んでいます。下記は広告ですが貼っておきます。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

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