去る8月13日(土)、こちらの記事で告知していたとおりYindeedでは初めてとなるオフ会を、人気タイ飯ブログ激旨!タイ食堂と共同で開催した。
オフ会の場所は、バンコクから西へ車で1時間半ほどの距離にあるサムットソンクラーム県。アムパワー水上マーケットと傘たたみ市場として知られるメークロン鉄道市場を周り、サムットソンクラーム県名物である子持ちの渡りガニ(プーカイ)を腹いっぱい食す!という盛りだくさんのオフ会。となるはずだった…
8月11、12日にタイ中部、南部で連続爆弾事件が発生!
オフ会の前々日の8月11日深夜から12日の午前にかけて、タイ王室の保養地であるタイ中部のビーチリゾート・フアヒン、南部のプーケット・パトンビーチ、スラータニー県など5カ所で連続爆弾事件が発生した。4人が死亡し、30人以上が負傷する大惨事となっていた。
タイの連続爆弾事件 フアヒン、プーケットで時限発火装置か 携帯電話はマレーシアから? | newsclip
12日午前中には、在タイ日本大使館から緊急一斉メールが配信され、タイ中部・南部に限らず観光地などの人が多く集まるところではくれぐれも注意するようにとの注意喚起が促された。
このような状況の中で、観光地を周るオフ会を予定どおり催行するか、中止するか。
激旨!タイ食堂の主催者である西尾氏と協議し、アンパワー水上マーケットとメークロン鉄道市場はキャンセルし、プーカイを食べに行くだけの行程に変更することにした。
前日の夕方に参加者にはメールでその旨をお伝えし、全18名のうち9名がキャンセルとなり、最終的に9名の参加者でオフ会を開催することになった。
都レンタカーで行く!
今回のオフ会では、運転手付きレンタカー(ワンボックスカー)の手配は、『都レンタカー』さんにご協力いただいた。都レンタカーさんは、バンコクが拠点の日本人経営のレンタカー会社で、格安ながら質の高いサービスを提供されている。
事実、オフ会当日は9時出発のため、8時45分に手配をお願いしていたが、8時半には2台の車両ともに集合場所に到着していた。運転も安全運転で、ドライバーさんの受け答えも丁寧で好感が持てた。
工業団地へのビジネス視察やゴルフ送迎、プライベートツアーなど、タイ国内の様々な要望に対応可能だ。運転手付きレンタカーの手配が必要な際は、ぜひ都レンタカーさんに相談して欲しい。
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都レンタカー
Web site:http://miyakothailand.com/
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プーカイの名店『ゲイソーン』到着
みなさん時間どおりに集合し、9時少し前にゲイソーンに向けて出発!
アンパワー水上マーケットとメークロン鉄道市場をキャンセルしているので、午前中からプーカイを食べるという行程である。できるだけゆっくり向かってくださいとドライバーさんにお願いしたが、爆弾事件の影響か途中渋滞もなく、いたってスムーズ。10時半にはプーカイのレストランである『ゲイソーン』に到着した。
休日ということもあってか、10時半の時点で既に3〜4割ほどの客入り。朝からプーカイを食べに来るとはどれだけ蟹好きなんだ、タイ人よ! まぁ、それは我々も一緒か。(笑)
とにかく、まずは無事に到着したことにホッとした。
それでは、乾杯!
今回、最初にオーダーした料理はこちら。
- プーカイ×6kg
- ヤムプーカイドーン(生のプーカイを漬けたヤム)×4
- 生牡蠣×2
- トムヤムクン×2
- イカの素揚げ×2
Photo:激旨!タイ食堂 イカの素揚げ
Photo:激旨!タイ食堂 小ぶりの生牡蠣
Photo:激旨!タイ食堂 ヤムプーカイドーン
Photo:激旨!タイ食堂 トムヤムクン・ナムサイ
絶品!蒸したてのプーカイ
いつもならプーカイは注文してからものの数分で運ばれてくる。200席以上の大型レストランなので、回転率を上げるため事前にカニは蒸して保温してるのだろう。蒸したてと保温されたものでは、プーカイの味わいはまったく違う。蒸したては最高に旨い。
開店直後ということもあり、今日は蒸したてのプーカイが食べられるかもしれない。
待つこと約20分、ようやくお目当てのプーカイが登場!
「これは凄い!」と、みなさんから歓声が上がる。
Photo : 激旨!タイ食堂
Photo : 激旨!タイ食堂
テーブルに6kgのプーカイが並んだところで、みなさん一斉に撮影タイム。
この溢れ出すほどの卵がぎっしりと詰まったプーカイ。やはり、見た目のインパクトは抜群である。
予想どおり、蒸したてのプーカイだ。
身も卵もミソも、すべてがしっとりと柔らかく、甘みがある。
「最高に旨い」の一言。
もはや言葉は要らない。
ここからしばらくみなさん無言でプーカイにむしゃぶりつく。
みるみるうちに殻が積み上がっていく。
それに比例しビールも進む進む! それにしてもみなさん、良い呑みっぷり!
空いたビールは21本!
プーカイは6kgでは足りるはずもなく、4kg追加。計10kgのプーカイを平らげた。1人あたり約1kgのプーカイを食べた計算になる。
最後まで手が休まることなくひたすら食べていたのは、ご家族で参加してくださった中学三年生の女の子。
育ち盛りだけあり、黙々とプーカイを平らげる姿は見ていて気持ちいい食べっぷりだった。
まだまだ食べられそうでしたね(笑)
ランチタイムを過ぎても行列は途切れず
カニ、ビール、カニ、ビールの無限ループで、気づけば時刻は14時。タイ好き、タイ飯好きが集まれば話題は尽きない。まだまだ飲み足りない、喋り足りないという名残惜しさはあったが、そろそろバンコクに戻る時間が来てしまった。
ふと外を見ると、長蛇の行列。
ランチタイムを過ぎた14時でもひっきりなしに来客がある。これほどの規模のレストランで、この集客力。ハンパではない。タイ人にとってプーカイはどれだけ並んでも食べたい特別なものなのだろう。
タイ人スタッフとの社員旅行や忘年会など会社行事の際には、ここに連れてくれば盛り上がること間違いなし!
次回のオフ会は9月のシルバーウィークに開催!
右から2番目の女性がゲイソーンのオーナー
Yindeedにとって初めてとなった今オフ会。前日にまさかの連続爆弾事件が起き急遽行程を変更せざるを得ず、それによりキャンセルされた9名の方にお会いできなかったということは大変残念でした。
ご参加くださった9名の方からは、「観光地に行かなくて結果的に良かった。プーカイとビールだけで大満足でした!」というご感想もいただきました。
どうなることかと不安を感じながらスタートしたオフ会ですが、参加者のみなさんにこのように喜んでいただけたということが僕自身、本当に嬉しかったです。
改めまして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました! またお会いしましょう!
さて、次回のオフ会も激旨!タイ食堂と共同で、9月のシルバーウィークに開催することが決まった。
詳細な日程や行程については、改めてここでお知らせさせていただくので、楽しみにしていただければ嬉しい。
それではまた!