2013年7月のまとめ
いつもの半分の時間で書き上げなきゃならん……
みなさん、『春夏秋冬オクテット』買ってくださいね!
「2013年7月のまとめ」は私事・創作活動の報告などが大半なので、今月も読みたい人だけ「続きを読む」か「記事URL」をクリックして下さいな。
<創作活動>
・漫画短編集『春夏秋冬オクテット』販売開始!
・宣伝用にひたすら絵を描きまくっています。死ねる。
ふむ……
詳しくはちゃんと後日個別の記事にして書きますけど、ここくらいではちゃんと理由を書いておこうかなと思います。ギリギリまでキンドルで出そうとしていたけど、出せなかった話。
情報が錯綜していて、どうやら1月の段階では「MOBIファイルの容量が50MBを超えていてもアップロードすればサイズが半減するから大丈夫だった」らしいんですが、私が6月30日と7月6日に試した時点ではダメでした。MOBIファイルの容量が50MBを少しでもオーバーしていると、アップロード自体が出来ないようになっていました。
49.9MBに減らしたら大丈夫でした。
なので、幻のキンドル版『春夏秋冬オクテット(上巻)』も出ていたんですよ。Amazonにちゃんと並んでいました。1冊も売れる前に撤去しましたけど。『shine』『shining』『エロ本を買いにいこう!』『アタシハ許サレマスカ』の4本で120~130ページで300円。以前の記事にも書いた 10MB以上の本の最低価格、「300円」に設定していました。
問題は「下巻」の方。
『コマンド?→A/B/C』『コンティニュー?→Yes/No』『絵のない世界』『たのしみのない家族』の4本で150~160ページで、MOBIファイルの容量が53.4MBでした。アップロードするためには「残り3.4MB」を削らなければなりません。
「作品と作品の間の余白ページ」「目次」「あとがき」などを削りに削って51.4MB。
後は、キンドルのガイドラインに沿って「容量をオーバーした場合はJPGの圧縮率を上げましょう」を全ページに試みました。元々は圧縮75で統一していたのを50に変えて、台詞とかものすごく読みにくくなっちゃったけど仕方ないやーと押しきって、再度MOBIファイルを作りました。51.4MB。ほとんど変わってなかった。
どうも、固定レイアウトのMOBIファイルを作る時は「ページ数」が重要らしくて、総ページ数を1ページ削るとガクンと容量が下がるんだけど、ページに使っている画像の圧縮率を下げてもビクともしなかったんです。
ということで……「下巻」を出版するためには、漫画を30ページくらい削らなきゃならなくなってしまったのです。それはもう、したくなかった。全てのシーンに意味があると思って描いているし、30ページも削ったらそれはもう別物になってしまいます。
なので、「上巻」「中巻」「下巻」の3冊に分けて出すことも考えたのですが。
300円×3冊=900円で、誰が買ってくれるのかと断念しました。
「キンドルで出して欲しかった」「キンドルだったら買っていたのに」という声はたくさん頂いたんですけど、不可能なんです。キンドルで漫画を出版する場合「120ページで300円」くらいがラインになると思うんで、『春夏秋冬オクテット』は出しようがないんです。
出版社から出ているキンドル漫画はそうでもないっぽいんだけど、この辺同じルールでやっているワケではないんですかねぇ。それとも何か、自分の知らない裏技でもあるのかしら。
そんなこんなで、「よし!死のう!」と確実かつ楽に死ねる方法を考えていたところ。
「パブー」には容量制限がないということと、最低価格もなければ(有料は10円から、無料の本も出せる)、「この本を買った人にはこっちは幾ら」みたいなキャンペーンも出来るとか、「試し読み」を作者の自由に設定できるとかを知って。
どうせ破棄するんだったら、「パブー」から出してみるかというのが経緯でございます。
「キンドルかパブーかでパブーを選んだ」ワケではないんです。「パブーで出すか」「どこからも出さないか」の二択しかなかったんです。
キンドルはAmazonという流通の会社がやっているサービスで。
パブーはブクログというSNSの会社から派生しているサービスで。
目指しているものが全然違うので、「キンドルよりパブーが優れている」なんてことを言いたいワケではないんですけどね。前者は“商品”を売ることに特化していて、後者は“作品”を共有することに特化している。この辺の話は、後日ちゃんと時間を作ってブログ記事に書こうと思います。
あ、手描きPOPを掲載してくださるブログorサイトさんは引き続き募集していますんで、迷っている方は今からでもどうぞ。
<ブログ・ホームページ>
・今月のアクセス数トップは「任天堂の悪口を書けばアクセス数が跳ね上がる理由」でした
・次いで「どうして人造人間17号・18号は19号・20号となったのか」
・この2つが段違いすぎて、他チラホラ評判だった記事もあんまり覚えていません(笑)
「任天堂の悪口を書けばアクセス数が跳ね上がる理由」は、「話題になって考えるきっかけになってもらえば」と思って書いた記事なので、コメント欄が私への批判とか罵詈雑言とか人格批判とかになることを覚悟していましたし、禄に記事の内容を読みもしない連中があーだこーだ言ってくるんだろうなぁと覚悟していましたんで、思ったより普通に収まったなというのが率直な感想です。
色んな方々から「コメント欄が酷いことになっていますけど元気出してください!」という励ましの言葉をかけてもらって、それはとてもとても嬉しかったんですけど、「普段はもっと酷いよ……?」と正直思いました。
あの、色んな人がツッコんでいた「Wii U嫌いな人はこういうことを言うと思っているオマエも同じ穴のムジナだ」って話、Wii Uを誉める記事を書くと毎回ああいうコメントが付くんですもの。
まぁ、それはイイとして。
誤解されていることがあるので、これだけは言わないと。
貶し記事ばかりにアクセス数が集まるのは「人間のサガだ」とか「インターネットはずっとそうだった」という意見はムチャクチャ多かったんですけど、違いますよ。2009年に書いた「アホな子だからこそ、平沢唯が大好きです」の記事なんて、あの記事よりもアクセス数が高かったです。
たった4年前は、「俺は○○が好きだ!」という記事に需要があったんですよ。
それはもちろん当時の『けいおん!』人気のすさまじさというものもあるんですけど、面白い記事を書けば個人ニュースサイトさんが拾ってくれて、個人ニュースサイトさん経由で「面白い記事を読みたいな」って人がやってくる時代だったんです。
今も『ドラゴンボール』とかの「懐かしい話題」の記事はアクセス数が高いんですけど、最近のゲームとかアニメとかの話題になるとどうしてもそうではなくなってしまった。それはホント哀しいことだし、誰かが問題提起しないと解決しないよなーと思ったのです。
<娯楽>
・夏アニメは『物語』『銀の匙』『プリズマ☆イリヤ』の3本に決めました
・春からの継続は『超電磁砲S』と『進撃の巨人』
・ゲームはようやく『レゴシティ』開始!時間泥棒すぎる!
・今更ですが、『あまちゃん』観始めました
『とある科学の超電磁砲S』は、『とある魔術の禁書目録』アニメ1期でもやった「当麻vsアクセラレータ」なので“経緯”も“結果”も分かってしまっている話だったんですが……
尺がたっぷりあることで、美琴の心理描写を丁寧にして「あの時、美琴はこう思っていたんだ」ということを中心に見せて、最後に妹に対して「妹だからよ!」と言えるところをクライマックスに持ってきた構成に拍手。一度観た話なのに楽しませてもらいました。
『進撃の巨人』は、夏開始アニメを優先していたので録画が溜まっています……
ごめんなさい……
夏アニメのダークホースは『プリズマ☆イリヤ』。
自分は元々『Fate』シリーズにあんまりハマっていないというのもありますし、企画自体が安易でベタなものだよなーと期待せずに観たのですが。『まどか☆マギカ』とは別のアングルで「魔法少女モノ」を解体・再構築しているアニメで、かなり気に入っています。
「変身の際に裸になるのがイヤなので、トイレで変身してくる」とか、凄い好き。
『物語』シリーズセカンドシーズンは、やっぱり安定して面白いっちゃ面白い。良くも悪くも「いつもの物語」。
今回敢えて阿良々木くんを出さずにヒロイン達の視点から始まっているのはとても面白く、『物語』シリーズの世界を広げることに成功していると思うのですが……この「意外な始まり」も「安定した面白さ」に含まれてしまう辺りが、シリーズが続く功罪なのかもなーと思ったり。
『銀の匙』は、期待通り。
「何の夢も持たない主人公」が、全然違う環境の学校に入って価値観が変わっていく―――なんてごまんとある作品の題材なんでしょうが、『鋼の錬金術師』で一番好きなエピソードが無人島でウサギを捕まえる話だった自分にとっては、「やっぱりこの作者が“大事にしているもの”、俺は好きだなぁ」とつくづく思ったのです。
『レゴシティ』の話は別の記事に散々書いたんで省略!
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今更ですけど、朝の連続テレビ小説『あまちゃん』を7月から観始めました。
もちろんドラマ自体も面白いんですけど、“朝の連続テレビ小説”って媒体に興味がありまして。
毎日やっているドラマって多分、全員が全員集中してテレビの前にかぶりついて観ているワケじゃないよなと思うのです。HDDレコーダーで毎日録画とかしているような人じゃない人も観ているだろうし、「今日は見逃した」とか「台所にいるから音声しか聴こえていない」という人もいるでしょうし。
だから、途中から観始めても問題なく楽しめるようになっているし、「ながら」で観ても楽しめるようになっているんです。“朝の連続テレビ小説”なんて大昔からある枠ですけど、凄く今の時代にあっている放送スタイルとも言えて。その辺の受け止められ方も面白いな、と思いましたが。
そんなことは、“朝の連続テレビ小説”を観続けている人にとっては常識でしょうから、わざわざ個別記事に書いたりはしませんけどね(笑)。
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