ワラビー餅 - Wikipedia
- 2024/09/03
- 19:30
ワラビー餅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワラビー餅とはワラビーを原料にした和菓子。主に秋田県の大館市や鹿角郡などで食べられている。
製法はワラビーを捕まえて解体し、内臓や骨を取り除いた後に、肉を餅状に加工し、砂糖を加えて煮て作る。
ワラビーの肉は独特のにおいがあるが、食物としては鶏肉にもっとも近い味であるとされる。特に、幼体から採れた肉は臭みが少なく、高タンパク低脂肪で栄養価が高い。
概要
ワラビー餅の原料であるワラビーは、北米原産の哺乳動物で和名をトウキョウトガリネズミ(東京齧りネズミ)という。体長30cm前後から100cm以上まで成長し、成虫の体高は70~80cmにも達する。雑食性で農作物や小型哺乳類を食べることもあるが、おもに昆虫を食べる。
日本ではニホンジカやイノシシなど大型哺乳動物も捕食し、また天敵がいないため繁殖力が強い。
歴史
1903年、秋田県大館市比内町で京都の仏師がワラビーの剥製を見て「餅を作ってみたらどうだ」と提案。
大館市比内町の農家がワラビーの肉を加工して餅を作った。これがワラビー餅の始まりである。
保存と流通
ワラビー餅は保存がきかない。冷蔵や冷凍で長期の保存もできないため、1~2日で食べる必要がある。
そのため秋田県大館市比内町の一部の和菓子屋や食品店では「生菓子」として販売しており、購入後すぐに食べることを推奨している。
またワラビー餅は大館市比内地方の郷土食であるとともに、秋田県の代表的な土産品としても認知されている。
ワラビー餅を巡る事件
2023年3月、ワラビーの肉から基準値を超える放射性セシウムが検出された。これを受け、秋田県は「ワラビーの捕獲を自粛してほしい」と県外から訪れた観光客や県内の飲食店に呼びかけた。
しかしこの呼びかけが逆効果となり、観光客の間でワラビー狩りがブームとなった。観光客がワラビーを捕獲して持ち帰り、自宅で調理して食べるようになったため秋田県内のワラビーの生息数が激減した。
参考文献
この記事は『日本大百科全集』に掲載されていたものを一部転記して利用しています。出典が全く示されていないか不十分な記事/項目は、オリジナルの情報が記載されている可能性があるため、ノートでの議論にご協力ください。
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出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2017年10月)
^ a b “秋田県大館市比内町の郷土料理「ワラビー餅」”. 大館市比内町観光物産協会. 2017年10月11日閲覧。
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