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こんばんわ。最近、テレビのある生活を忘れてきた馬頭です。
ほんと、昔はあれだけ見てたのに、今は無くても全然平気。てか、いりません。どうせ娯楽番組は低俗で、報道は偏向、映画はハリウッド映画しかやんないですしね(ちょっと負け惜しみが入ってます)。 それはともかく。 『西欧中世史事典II 皇帝と帝国』 (ハンス・クルト・シュルツェ。ミネルヴァ書房。MINERVA西洋史ライブラリー69。訳/五十嵐修、浅野啓子、小倉欣一、佐久間弘展。2005年。3500円。256ページ+39) 1 帝国 (1 概念規定、2 歴史的背景、3 帝国の領土、4 帝国と国民、5 救済史的帝国理念、6 帝国の象徴) 2 皇帝権 (1 概念規定、2 歴史的背景、3 皇帝権の国制史的・理念史的現象形態) 訳者あとがき 王朝系図 地図 史料一覧 略語表 文献および史料の補遺 地名索引 事項索引 人名索引 シュルツェが1997年に書いた『GRUNDSTRUKTUREN DER VERFASSUNG IM MITTELALTER Band 3 : Kaiser und Reich』の日本語訳です。 これの1は持ってましたが、2はずっと買うのためらってました。けど、半年くらい前(だったかな?)に買いました。書影の画像に珍しくカバーがかかってるのは、中古本でカバーがセロテープでとめてあったため。 前の『西欧中世史事典 国制と社会組織』は国の制度と社会組織についてでしたが、今回は神聖ローマ帝国の皇帝の権力と帝国という形態についての本。まだちょっとしか読んでませんが、ビザンツ帝国との関連での帝権の話とか面白かったです。あと、初期の中世ドイツ史についてのことが多く嬉しいです。 参照サイト ミネルヴァ書房 http://www.minervashobo.co.jp/ 関連記事 聖職者を任命する権利を巡って起こる多様かつ大規模な争い。オーギュスタン・フリシュ『叙任権闘争』 http://xwablog.exblog.jp/7271455 中世ドイツ国家の制度と組織を解説。ハンス・K・シュルツェ『西欧中世史事典 国制と社会組織』 http://xwablog.exblog.jp/7798331 二律背反の聖なる都が占領される。アンドレ・シャステル『ローマ劫掠 1527年、聖都の悲劇』 http://xwablog.exblog.jp/8121368
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| 2008-11-27 02:05
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