【評判の国産ニット】BATONER（バトナー）のシグネチャーニットをレビュー！サイズ感についても徹底解説します。

こんにちは、遊佐です。

いよいよ気温が下がってきて、ミドルゲージニットが活躍する季節になってきました。

ニット一枚で出歩けるファッションが楽しい季節です。

そこで今回のブログでは、「BATONER」の名品「シグネチャークルーネック」をご紹介します。

認知度の高い商品で、もうすでに持っているという方も多いと思いますが、まだ持っていないという方には、改めて良いニットであることをお伝え出来ればと思います。

 

この記事はこんな人にオススメ

• BATONER（バトナー）の評判は？一体何が人気なのか？
• シグネチャーシリーズとは？サイズ感？
• おすすめのミドルゲージニットは？

【間違いない一枚着】BATONER（バトナー）のシグネチャーニットをレビュー！サイズ感についても徹底解説します。

BATONER

日本有数のニット産地として知られる山形県は寒河江市にあるニット工場「奥野メリヤス」。創業1951年の老舗で、数多くのブランドのOEMを手掛け、2013年にオリジナルブランドとしてバトナーを始動させます。

原料調達から製品化まで自社で一気通貫で作られるニットは、厳格な管理体制のもとで高いクオリティが担保されています。そしてそのクオリティに対してリーズナブルな価格設定がまた魅力。

バトナーという名前は文字通りバトンを託す者ということなのですが、技術や想いを次世代へ継承する意が込められています。そして社名にはメリヤスという古い呼称が付けられ、「made in japan」の誇りが感じられるようです。

日本のニット市場において海外生産のものが圧倒的にシェアをとる中で、「made in japan」を旗印にすることは本当に大変なことだと思いますが、確かな商品力とお客様のことを考えた価格設定は、多くのファンを獲得しています。

近年ではマッキントッシュやサンスペルなどとコラボ活動もされており、名実ともに日本を代表するニットブランドとなりました。

本当に少なくなった日本製ニット。末長く存続できるよう心から応援したいです。

www.yusanpo.com

山形県同様、ニット産地で有名な新潟県五泉市のニットブランド「ROUTINE」もおすすめですよ。

シグネチャーニット

象徴

今回ご紹介するニットは、バトナーを代表する「シグネチャーシリーズ」のクルーネックです。

片畦編みと逆V字の編み目が象徴的で、まさにブランドのシグネチャーというわけです。

ローゲージよりのミドルゲージニットでしっかりとした厚みがあり、一枚着ニットとして映えます。

素材はウール100％。艶と光沢があり、いい意味でウールぽくないというか、コットンのような鮮明さがあります。ミドルゲージのニットは素朴な雰囲気なものが多いのですが、このシグネチャーニットはミドルクラスではあまり見かけない洗練された雰囲気を持っていますね。シンプルにカッコいいというやつです。

ソリッドウール

シグネチャーニットには専用で開発されたSOLID WOOLという糸が使用されています。

ダレにくく、毛玉が出来にくく、そしてチクチクしないという、長く愛用できるような特性です。

特に毛玉が出来にくいというのは大きな強みですね。シグネチャーニットのような定番アイテムは長く着られるようにデザインの耐久性が備わっているものですが、綺麗な状態で着れてこそ意味があると思いますので、物理的な耐久性も必要です。

その点、このSOLIDOWOOLはまさにシグネチャーニットのための糸と言えますね。

豊富な色展開

色が豊富に用意されているのも魅力ですね。

ネイビーやグレーなどのベーシックに加えて、いろいろな色が用意されています。

今季僕が購入したのはブリックという色。

赤みがかった茶がとても魅力的で、迷いなくこの色を選びました。

シグネチャーシリーズはどれも色見が綺麗で、目移りしてしまいます。

こなれた価格

このご時世で税込価格30,000円をきるナイスな価格。

クオリティに対して割安だと感じる理由は、やはり先に話したように心意気のなせる技でしょうか。

インポート、ドメスどちらも価格帯が50,000円以上になっているブランドも多い中、一際輝く価格設定です。

コーデ

ブリックカラーをシックに着こなしたいと思い、ブラック系のアイテムと合わせています。

編み目がはっきりとして厚みがあるニットですので、パンツにはデニムを筆頭にしっかりめの生地が使われたものが相性良さそうです。

シグネチャーニットはシンプルなデザインかつ比較的普及率高めのアイテム。そして年齢層も幅広いので、着る人によって印象様々なはずです。

こういうアイテムはコーデでさりげなく差をつけちゃいましょう。

サイズ感

172㎝、57kgの細身体型の僕は、サイズ2を着ています。

サイズ展開は1〜４。

サイズ2はMサイズ相当で、身幅54cm、着丈67cm。

ゆったり目のサイズ感に感じる方もおられると思いますが、身幅のスペックからも分かるように、特段大きめ使用というわけでもありません。

あとは身幅に対して着丈を長めにした仕様かなという印象ですね。

個人的には身幅はもう少しあるほうが（60cm弱くらい）、全体的なバランスとしては好みです。

まとめると、ややゆったりめのサイズ感で、決してオーバーサイズでは決してない。

老舗のファクトリーブランドらしい堅実で中庸なサイズ感に、少し今っぽさを取り入れたような感じです。正直バトナーに対してはもう少し細めの印象を持っていたので、このサイズ感は意外でした。

 

サイズ選びはバリエーションをとれると思います。

もっとタイトめコンパクトに着たい方はサイズ1を選ぶといいかと思います。ですが元々ゆとりのあるシルエットで作られているので、これくらいのサイズ感がスタンダードだと思ってもらってよいでしょう。

アウターを羽織ったときにもフィッティングに干渉しませんので、インナーとして着ることを考えても問題ないサイズです。

まとめ

ここがポイント

• BATONER（バトナー）は老舗ニット工場の奥野メリヤスが手がけるオリジナルニットブランド。一気通貫製造から成る高い品質とこなれた価格が魅力
• ブランドを代表するモデルがシグネチャーシリーズ。中でもクルーネックは王道中の王道で、畦編みと逆V字編みが特徴的。
• ミドルゲージにしては光沢感があり、洗練された印象。さらにダレない、毛玉ができにくいという耐久性を備える
• 色展開が豊富。ブリックカラーおすすめ

変わらぬデザイン、耐久性があり、リーズナブル、こういう多くの人が気負いなく使えるアイテムを最高と呼べるのかもしれませんね。