競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【チューリップ賞 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 開花前の素質馬を

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目次

3月4日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

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・【追い切り注目馬】【オーシャンS】【上総S】他 中山競馬

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チューリップ賞 2023 レース概要

 

 

チューリップ賞 G2

2023年3月4日 1回阪神7日目

発走時間:15:35(予定)

阪神競馬場 芝1600m

サラ系3歳 オープン

2022年優勝馬:ナミュール 牝3   1:33.2 横山武史

 

 

チューリップ賞 2023 枠順

 

 

 

1 1 アンリーロード 牝3 池添謙一
1 2 キタウイング 牝3 杉原誠人
2 3 ルミノメテオール 牝3 デムーロ
2 4 エクローサ 牝3 藤岡康太
3 5 ダルエスサラーム 牝3 幸 英明
3 6 レミージュ 牝3 荻野 極
4 7 マラキナイア 牝3 松山弘平
4 8 ドゥーラ 牝3 戸崎圭太
5 9 モズメイメイ 牝3 武 豊
5 10 アリスヴェリテ 牝3 坂井瑠星
6 11 バースクライ 牝3 浜中 俊
6 12 カフジキアッキエレ 牝3 国分恭介
7 13 コナコースト 牝3 鮫島克駿
7 14 ルカン 牝3 横山典弘
8 15 ワレハウミノコ 牝3 富田 暁
8 16 サーマルソアリング 牝3 岩田望来
8 17 ペリファーニア 牝3 横山武史

 

 

チューリップ賞 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース適性値としては、8割がた瞬発戦 ※ 条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義

コース&レースなりに瞬発戦なら、アンリーロード、カフジキアッキエレ、ペリファーニア、モズメイメイ、ルカンといったあたりが注目の存在。

 

 

追い切り評価については、調教編で3つ星★★★のモズメイメイ、バースクライの評価を多少高め、ペリファーニア、コナコーストの2頭を次点とした上位4頭で。(3/4 7:50追記)

 

 

 

チューリップ賞 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

※基本的に連対は、「前走V、または重賞連対or阪神JF3着以内経験馬」から

該当馬➡➡➡アンリーロード、エクローサ、カフジキアッキエレ、キタウイング、サーマルソアリング、ダルエスサラーム、ドゥーラ、ペリファーニア、モズメイメイ、ルミノメテオール、ワレハウミノコ

 

※1~3番人気のうち、前走阪神JF出走馬は近年では馬券外は2頭のみでほぼ好走(昨年は、該当3頭で1着、3着、5着の結果)

該当馬➡➡➡ドゥーラ

 

といった感じ。

 

 

 

チューリップ賞 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

元来、阪神JF組が堅実で、当時と今回で流れが近似すればするほど順当な決着になりがちなトライアル。

20年→阪神JFで5馬身差敗れたマルターズディオサが逆転V(前年阪神JF=Hペース)、21年→阪神JF4着メイケイエールが自ら平坦戦ラップを刻んで捲土重来V(前年阪神JF=Mペースだが後傾戦)、22年→阪神JFで出遅れ荒れたイン突き4着のナミュールがV(前年阪神JF=前半流れるも道中で極端に緩んでの急流戦(12.6 - 12.1 - 10.9 - 11.8))といったあたりにも、それは窺える。

 

 

 

チューリップ賞 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ダルエスサラーム / バースクライ / コナコースト 他

ルミノメテオールは、初戦のキレッキレラップの通り(少なくとも今の時点では)瞬発戦サイドなのでこの条件にマイナスはないとみている。

当時も記したように、ゆくゆくは同カテゴリのスペシャリストとしてOP級の活躍を見込んでいる馬だが、特にこの3歳春のトライアルレースという場面では千六で目一杯狙いたいと思っている。

何より前走が好パフォーマンスであり、負かした相手のレベルも上々。

この馬のおかげで、かなり力の入る今年のチューリップ賞になりそう、というのが特別登録でメンバーを見渡した際の感想でもあって。

 

 

ダルエスサラームも、ここでもチャンス十分の脚力という位置付け。

前走で前半34.6秒-後半35.5秒(11.7 - 11.6 - 11.7 - 12.2)を勝ち切っているあたりから、この瞬発条件のマイルで上に取ることはないかとは思っているが、同時に初戦内容から重賞級とみているバースクライを下した事実は高く評価して然るべきと考えている。

ただ、この馬は多頭数経験がなく、その点でもディスアドバンテージがある。

 

 

バースクライが、その点ダルエスサラームよりも上に取れる材料が多い今回。

まず、こちらは圧倒的に1600m>1400mとみられること、こちらは前走2戦目であったこと、そして初戦で多頭数(しかも阪神マイル)を経験していることが挙げられる。

 

 

他では、コナコーストを注目どころに。

休み明け2戦目のエルフィンSでは2着に入り、2勝、3勝と期待できることを再認識した素質馬。

その前走は、スローゆえ額面ではなく、何よりあの態勢から外に持ち出してラストで先に行かせた1人気馬(アルーリングビュー)をきっちり交わし去った点を評価できる。

輸送もなく、リスクは少頭数経験のみで迎える点くらい。

 

 

 

↓↓↓以下、当日朝追記内容。

枠が決まって、挙げていた組の中ではコナコーストが厳しい戦いになりそう。

◎ルミノメテオール、◯バースクライを最上位に、▲ダルエスサラーム、☆ドゥーラを相手本線に。

☆ドゥーラに関しては、11.1 - 12.5 - 12.5(36.1秒)の阪神JFと違って上り33秒台を求められた時に唯一の懸念がある。(3/4 7:50追記)

 

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