競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪神カップ 2024 レース回顧・結果】舌なめずりチェイシング

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

 

――少なくともそう映ったし、「内に行くヤバいな」がなかったらノーステッキだったんでは? と思えたその後。

阪神C 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ナムラクレア 1:20.1 33.3
2 マッドクール 1:20.2 34.2
3 オフトレイル 1:20.3 33.2
4 セリフォス 1:20.3 33.5
5 ママコチャ 1:20.3 34.1

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 阪神C 2024

 

12/21 阪神C ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

①芝は、通年平均比-1.0秒/1000m近辺と速く、(コース替わり初週だった)前週より若干外へスライドしたものの(特に多頭数の)外は厳しい状況

 

②(馬場換算後で)前半3F34.5秒は速くなく、同5F57.2秒で平均的といった前半のペース

 

③上りはそう好タイムではなかったが、11.2 - 11.5 - 11.4 - 11.5(平坦戦)の後ろから4F目が速くなったことで、時計的にはG2としての面目を保った格好

 

④それでも、後半水準からすればG3に近い一戦で、特に(番手以降)好位から粘りこんだ組は基本評価しづらい水準となった
 

 

 

阪神カップ 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ウイングレイテスト

予想➡➡➡◎

結果➡➡➡17着

外から、(おそらくこの日は是が非でも逃げ姿勢の)アサカラキングが来た際に抵抗せず下げたことが致命傷。

番手すら叶わず4,5番手を、このスローの流れの中でやっているのだから世話はない。

ただ、直線中盤から、狭くなったよりも先に鞍上がヤメているようにも見受けられ、何らか異常も発生していたかもしれない(ひとまず、「馬場が合わなかった」と言っていたが)。

どちらにしても17着は早めにレースを切り上げてのもので額面通りに見る必要はなく、直線前半の手応え的にも1.0秒差ほど内容は悪くはなかった。

脚質や、ロングラン開催の今の淀での一戦だったということを鑑みても、ここで注目した以上、条件で嫌う以外は次も注目だろう。

のちのち体調面の敗因等も挙がってくるようなら、絶好の勝負場面にもなり得る。 ☆次走注目馬☆

 

 

▲ナムラクレア / ソーダズリング / アサカラキング 他

勝った▲ナムラクレアは、まず差しで大外ロスを被ってのものだけに、流れも鑑みると評価できる強い内容。

鞭を入れたのも、ほとんど抜け出してから(しかもササるのを矯正するためといった感じ)のもので、その先頭マッドクールを射程圏に入れるまでは、嫌みなまでの「(鞍上)舌なめずりチェイシング」といった感じだったのだから、力の差は歴然。

さすが、ナムラクレアと思うと同時に、さすがの鞍上強化である。

現役続行のようなので、ここからも(おそらく継続であろう)このタッグには注目必至だが、今日のポイントとしては(「体調面だけ」といった態勢のなか、)「スプリンターズS後の回復が早かったのでここへ。」と談話が聞かれていたこと。

強い馬が、ほかの理由があって使ったわけではなく、むしろ好状態の裏付けがあって参戦してきていたことは覚えておきたい。

 

 

前後入り混じるといった上位でもあり、判断の分かれるところだろうが、直線での進路取りからして(勝ち馬とラチ沿いのモズメイメイほどではないにせよ)ソーダズリング(6着)、セリフォス(4着)といったあたりは、結構極端に内外を通しながらよくやっていた印象。

2着マッドクール、3着オフトレイルらも、それぞれにやや苦労を抱えながらもG3なら上々の水準を刻んでいたが、前記2頭の内容はそれ以上だったとみておきたい。

そして、アサカラキング(9着)がハナを奪えたこと自体を含め、ようやく復活の兆しが見えた様子。

4F目が(エトヴプレの動きによって)11.2とキツいペースになった中で、ハナを譲らんと張って応戦しながら0.4秒差なら悪くない。

Â