競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【武蔵野ステークス 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / ペリエール中心も、2走前評価の2頭に注目

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――レッドルゼルにとっては、海外明けもそうですが、土曜重賞というのが痛いか(含水率の面)。

目次

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武蔵野S 2023 レース概要

 

 

武蔵野S G3

2023年11月11日 5回東京3日目

発走時間:15:30

東京競馬場 ダ1600m

サラ系3歳以上 オープン

2022年優勝馬:ギルデッドミラー 牝5 1:35.6 三浦皇成

 

 

武蔵野S 2023 枠順

 

 

 

1 1 ペリエール 牡3 ルメール
1 2 ベルダーイメル 牡6 柴田善臣
2 3 ドライスタウト 牡4 横山武史
2 4 タガノビューティー 牡6 石橋 脩
3 5 セキフウ 牡4 藤岡佑介
3 6 ライラボンド 牡4 永野猛蔵
4 7 タイセイサムソン 牡5 横山和生
4 8 ヘリオス セ7 菅原明良
5 9 マルモリスペシャル 牡4 北村宏司
5 10 ケイアイシェルビー 牡5 藤懸貴志
6 11 メイショウウズマサ 牡7 岩田康誠
6 12 レッドルゼル 牡7 横山典弘
7 13 ステラヴェローチェ 牡5 デムーロ
7 14 ヴァルツァーシャル 牡4 三浦皇成
8 15 カテドラル 牡7 田辺裕信
8 16 ペースセッティング 牡3 団野大成

 

 

 

武蔵野S 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

平坦戦 ※ 発生率が5割、残りの大半が瞬発戦という、ダートにしてはかなり瞬発戦傾倒したセッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-11.9-11.6-12.2)が定義

メイショウウズシオ、ヴァルツァーシャル、タイセイサムソン、タガノビューティーらが適性上位。

 

 

追い切りからの最終評価順については、ペリエール単独1番手に、あえて追加すればの次点タイセイサムソン。 (11/11 6:45追記)

 

 

 

武蔵野S 2023 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

※とにかく「ロベルト系内包」馬がよく走るレースで、レース質に合っている印象

該当馬➡➡➡ステラヴェローチェ、ドライスタウト、ヴァルツァーシャル

 

※対して、「父SS系」の不振も目立ち、上位人気で飛んだ例の中にもこの父SS系が多く含まれる

該当馬➡➡➡カテドラル、ケイアイシェルビー、ヘリオス、ベルダーイメル、ライラボンド

 

※「ダ重賞連対またはOP勝ち実績」が過去にあって、「前走4番人気以内」を満たす馬は人気薄でも、展開さえ向けば馬券内可能なレース(17年15番人気3着アキトクレッセント、19年9番人気Vワンダーリーデルなどの例も該当)

該当馬➡➡➡セキフウ、タイセイサムソン、ドライスタウト、ヘリオス、ペリエール、メイショウウズマサ、レッドルゼル(前走海外)

 

といった感じ。

 

 

 

武蔵野S 2023 レース傾向分析&考察

 

 

チャンピオンズCに向けてのステップレースとして、ここに参戦してくるパターンも当然多いこのG3武蔵野Sは、血統的な好不調がはっきりとしている印象の一戦。

まず、なんといっても毎年そんなに該当馬が多いわけではないのに、ほぼ途切れることなく好走馬を、しかも人気薄好走も多く輩出している5代内ロベルト持ちの馬が好相性。

該当馬が不在だった15年を覗くと、近19回中17回で馬券に絡んでいて、13年7番人気3着ベストウォーリア、15番人気5着ナイトフッド、14年12番人気4着ダノンカモン、17年8番人気2着サンライズソア、19年9番人気1着ワンダーリーデルなど、馬券内外問わず人気以上に走ってきているイメージがある。

その一方で、父SS系が不振なのも特徴的。手元の近15年集計では(3-2-2-52)となっていて、昨年こそ1,3着と気を吐いたが長い歴史を紐解くと苦戦傾向となっている。

 

あとは、3つ目に上げた「ダ重賞連対またはOP勝ち実績」「前走4番人気以内」はそれぞれ、近21年の好走馬63頭中の約8割を輩出(前者は49頭。後者は49頭)している傾向で、狙い馬が当てはまっていない(つまり、OP未満実績しかない通用下地なしの馬、または前走時点で能力を評価されていない馬である)場合には要注意。

 

 

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武蔵野ステークス 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ペリエール / セキフウ 他

ペリエールが登場するここは、単勝派は厳しい戦いが見込まれそう。

かと言って、前走で重賞でもないところで黒星がついているため「人気し過ぎなので嫌う手」ということもなさそうでちょっと困りもの、そういう一戦(1倍台は無いか)。

狙い目とみているのは、タイセイサムソンとセキフウの2頭。

いずれも、2走前を再評価して見直す手。

タイセイサムソンは、当時の内容はG3以上としていいハイレベルV。

まず得意舞台であることと、この馬を狙うにあたって今回は勝負をかけてもいいオッズで出てくるとみられることなどが今回のポイント。

常にアテにならなさを念頭に置きながら狙わないといけないタイプだけに、狙いの中心に据えるなら今回の様にマークが薄れそうなところでとみる。

同じ競馬の形は取れない(取らない)だろうが、それでも全然良いと思っている。

 

セキフウに関しては、2走前にエルムSを勝っているが、馬場とペースからすれば決して楽な内容ではなく、それでいてエルムS→武蔵野Sだと「いやいや、まだまだ」と甘く見られそうな点を重視して。

たしかに、脚抜きの良い馬場でこその伸びでもって勝ち切ったレースだとは思うが、良馬場でも。

ユニコーンS2着実績はあれど、その後の府中戦歴から多分に不安視されること請け合い。

それでいて、その後府中では初となるM.デムーロ騎手からの手離れ、そして元来気分屋の馬、というあたりからここでの変わり身に期待。

 

前述のペリエールは、前走に関して馬場(不良)もあるがレース前からテンションも高かったようだし、今回はまずその点で用意周到にくるであろうことから、厄介な人気馬ということに。

実際、前走比で何段階も上とみている最終追い切りだが、坂路でソフトに施されてきている。

あのハイレベル・ユニコーンSを勝ってこの態勢で臨むここは、恥ずかしい競馬はできないか。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

こちらは馬場のことはあまり考えなくて良さそう。むしろ、ペースセッティングとその他好位勢が刻むペースがカギに。

前後ろともにタイセイサムソン、セキフウと、注目馬2頭で◯ペリエール包囲網を敷けるし、ドライスタウトが陣営弱気&内の奇数枠に入ったこと、想定外に渋らず良馬場スタートとなっていることなどをポイントにしたいところ。

オッズも勘案して少し差しに寄せ、◎セキフウに期待する予定。この人気なら仮に突き抜けまで至らずとも十分だし、先週も中ほどを伸びて差し込んでくるシーンは見られた馬場が、ほぼそのまま維持されているのなら。 (11/11 9:40追記)

 

 

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