競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【マイラーズカップ 2022 予想】追い切り・ラップ適性 & 各馬評価まとめ / 少ない特化型と先行馬

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――シンプル見立てなら、前に行った◎が後続を振り切り、末脚型は3着以下にズラリというイメージ。

目次

4月23日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

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マイラーズC 2022 レース概要

 

※今年2022年も、JRA発表の開催日割の変更に伴い、昨年に引き続き阪神芝1600mとして行われる

 

マイラーズC G2

2022年4月24日 2回阪神10日目

発走時間:15:35(予定)

阪神 芝1600m

サラ系4歳以上 オープン

2021年優勝馬:ケイデンスコール   牡5 1:31.4 古川吉洋

 

 

マイラーズC 2022 枠順

 

 

 

1 1 レインボーフラッグ 牡9 国分恭
2 2 ヴィクティファルス 牡4 池添
2 3 ファルコニア 牡5 川田
3 4 カラテ 牡6 菅原明
3 5 レッドベルオーブ 牡4 岩田望
4 6 ベステンダンク 牡10 鮫島駿
4 7 ホウオウアマゾン 牡4 坂井
5 8 サトノアーサー 牡8 和田竜
5 9 エアファンディタ 牡5 松山
6 10 シュリ 牡6 秋山真
6 11 ロードマックス 牡4 松田
7 12 エアロロノア 牡5 幸
7 13 ソウルラッシュ 牡4 浜中
8 14 ダイワキャグニー セ8 三浦
8 15 ケイデンスコール 牡6 岩田康

 

 

マイラーズC 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

この時期毎度おなじみ阪神マイルは、瞬発戦 ※ ラップ8割がた、ほぼ特化条件と言っていいコース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.9-11.2-11.3-12.2)が定義

適正値とみられるのは、ホウオウアマゾン、ファルコニアくらい。

 

追い切りからは、エアロロノア、シュリ、ファルコニアに、ソウルラッシュを追加した4強の構図判定。(4/24 10:05追記)

 

 

 

マイラーズC 2022 過去レース傾向

 

 

例によって、条件替わりのため傾向面は飛ばす。

京都1600mからこの阪神1600mへの変更というのは、瞬発戦:平坦戦5分5分の舞台からかなり瞬発戦寄りに適性がシフトすることになる。

昨年は、前半飛ばし過ぎによるまさかの11.3 - 11.2 - 12.3 - 12.1という、ほとんど消耗戦のようなラップを刻んだ一戦。およそ阪神マイル像とはほど遠い決着だった。

 

 

 

マイラーズC 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ホウオウアマゾン / レッドベルオーブ / エアロロノア / ファルコニア / ダイワキャグニー 他

レッドベルオーブ、ホウオウアマゾンの“最強世代”4歳馬2頭は、ベストパフォーマンス発揮ならここは一枚上の存在。

中でも、骨折明け2戦目のレッドベルオーブ以上にホウオウアマゾンが中心。

阪神コースへの舞台適性は高く、脚力的にもここは落とせないくらいのところ。

前走でも書いた通り、この馬の上り3位以内というのはなかなか起こり得ないことなので、前半のペースと位置取りが重要。

その意味で、ベステンダンクに次いでプレッシャーを番手からかける存在が欲しいところで、自らがその役を買って出てもいい(というか、いっそ逃げて欲しい)シーンだと思うが。

1週前時点では太め残りの噂もチラホラだった状態面も、当週を見るにその懸念だけで疑うほどでもなさそうで(当日馬体重には要注意だが)。

本来、外回りでは持久力勝負でも苦にするところがある馬だが、それでも今回は先行枚数からも有利に運べるはず。

ここは4回に1回はさすがに勝ち切ると思っているのだが果たして!?

 

 

対するレッドベルオーブは、岩田望騎手テン乗りで臨むということ自体が、まだウォーミングアップの途上である証左か。

真裏とはいえ、主戦福永騎手は同クラブのルージュスティリアに取られているわけで、まだ試走感は拭えず。

ただし、3走前朝日杯FS内容から、ハイラップの平坦戦で、前走とは段違いのパフォーマンスを発揮してくる可能性はある。

 

 

エアロロノアは、リゲルS内容が優秀。

その意味でも、真骨頂はハイラップ&高速決着なのだろう。

ここまでの3頭に共通するテーマだが、高速馬場は十分あり得るがスローのリスクがある今年は課題。

昨年のこのレース(5着)は、初ブリンカーのベステンダンクにフォックスクリークがやけくそ気味に絡んだことによる偶然の産物とみられ……。

 

 

そうやって見てくると、スローのイン好位で運べる瞬発型が刺客としてふさわしく映る一戦。

ファルコニア、シュリの2頭がその候補に。

ただし、後者の場合には基本的に内枠でのみ買えばいいと思っている馬だけに、枠が印順の決め手に。

今のところは、人気でも鞍上も加味してファルコニアのほうかなというところ。

ただ、シュリに関しては、順調さを欠きながらの休み明けで人気も必要以上に下げることが予測される中で、なかなか中間の聞こえは良い。何とか3枠以内でも引いてもらえれば、そっちで攻めてみたい気も。

 

 

あと、ホウオウアマゾンと脚力的にはほぼ同等なのがダイワキャグニー。

昨年のこのレースでもなかなか良いレースをしている。56キロは大きいし、瞬発戦を回避できれば約2年ぶりの重賞制覇まで十分。

 

 

降雨の可能性もある日曜だけに当日判断になってくるが、現段階では◎ホウオウアマゾン、◯ファルコニアとしておく。

◎が、それでも勝ち切れないだろうと甘く見られて◯やらに吸い取られているだろうという目論見で。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

朝方に本降りの阪神は、思ったよりも早く稍重に。前日土曜は連続開催終盤にしては時計が出ており、前後内外位置不問、上りスピード最優先の印象だったが、さすがに様変わりして不思議ないか。先ほど行われた4R未勝利もそんな感じの決着。

流れとしては、渋った馬場でのコーナーリングで余計に慎重に回る(大逃げ発生等もあり得るが、その場合も実質スロー)とみて瞬発戦、そして決め手要求度減の中ほど粘り込み決着を想定したい。言わずもがな、追い込み勢は余分に外を通らされて届かないイメージで。

ホウオウアマゾンは単で買うなら絶好の条件が揃うが、それだけに今の4倍台はおろか、斬れものたちがその他上位人気であることからも、直前に“限界水域”を超えないか心配。こうなれば、このままどんどん降り続いてしまってほしいくらいだが、おそらく雨はここから上がっていくとみていて......。直前のオッズで決めたい1頭。

あとは、もうこの人気ならマストバイのダイワキャグニー、時計勝負回避大歓迎のソウルラッシュに、同じく位置取り含む未知部分をこの早期渋化で誤魔化せる可能性上昇中のヴィクティファルスを引き上げる想定で。

今のところは、平坦戦ベターの適性以上に、ソフトな馬場のシンプル前残り恩恵が強く働くとみて◎ダイワキャグニーでの勝負を構想中。(4/24 12:20追記)

 

 

↓↓↓以下、当日再追記内容。

単4倍台維持のままのようで、これなら◎ホウオウアマゾンで勝負としたい。(4/24 15:25追記)

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