競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【クイーンステークス 2021 レース回顧・結果】暗雲垂れこめるとはこのことよ

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――◎格好の目標失速、◯塞がりと、まさしくその“予兆”だったかなと。

目次

クイーンステークス 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察

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クイーンS 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 テルツェット 1:47.8 35.2
 2 マジックキャッスル 1:47.9 35.6
 3 サトノセシル 1:47.9 35.5
 4 フェアリーポルカ 1:48.0 35.8
 5 クラヴァシュドール 1:48.2 35.5

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 クイーンS 2021

 
8/1 クイーンステークス △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
①9R時点までの馬場は至って標準的な状態も、レース直前から暗雲が広がってまとまった雨の中でのレースに
 
②発表は良馬場のままではあったが、急激に水分を含んだコンディションに変わっていたか
 
③“スコール”下での、前半59.9秒、走破時計1分47秒8なら牝馬限定G3としては好感
 
④11.9 - 11.8 - 11.8 - 12.4でラスト1Fだけはかなり要した格好
 
 
 

クイーンステークス 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

フェアリーポルカ

予想➡➡➡◎

結果➡➡➡ 4着

逃げるローザノワールを目掛けて4コーナーを出る際の手応えには、かなり楽しませてもらった本命馬。

ただ、結果的に消耗戦寄りの早仕掛けとインを進出したことによる浪費に喘いで失速してしまった。

待機勢の競馬になる中を、逆展開の56キロ斤量で、よく頑張っているとは思うが。 

 

 

イカット

予想➡➡➡◯

結果➡➡➡7着

こちらは、「痛恨の◎フェアリーポルカ」によって進路を失ってしまった。

手応え的にも上位3頭との叩き合いまで持ち込めていたかは微妙だが、少なくとも4着◎とはいい争いが出来ていて良かったのではないか。

 

 

テルツェット / マジックキャッスル / ☆サトノセシル / ▲ドナアトラエンテ / シゲルピンクダイヤ
 

 

勝利したテルツェットについては、まず何にしてもドンぴしゃタイミングでの「美しい差し切り」。

やはりこのレースでは他ならぬルメール騎手の手綱によるところが大きいとみている。

馬は、直線で右手前に替わってからの伸びが素晴らしく、今日は展開ハマりではあるにせよ、意外にタフなところがあるんだなと感じた勝利内容。

鞍上も言うように、小柄な牝馬だけにせめて400キロ台半ばまで増えてくれば秋以降ホンモノになってくるのだろうが。

 

(直前に1.9倍くらいだろうとふんで「出ていない扱い」とした)2着マジックキャッスルは、もともと勝ち味に遅いタイプなので特に悲観する必要はなし。

最終的に単勝2.4倍と微妙なゾーンだったが、2回に1回勝つという個人的見立てには十分見合う走りをしていたと思っている。

 

3着☆サトノセシルは、通常なら1コーナーの入りであの位置取りになった時点で差し届かなかったであろうところ、この突如の本降りの雨にも救われた。

上り2位をマークできたのは、天候と馬場の急変によるところが大きいだろう。

 

他、▲ドナアトラエンテ(11着)とシゲルピンクダイヤ(10着)は、この状況での揃っての凡退はやむなしだろう。

ともに福島牝馬S当時を考えても、硬い馬場ベストで、その点においての適性は近似しているイメージの2頭。

 

 

予想全般としては、練りに練った策(予想編)が、調教編の「調教だけで、ワイド1点を狙うならマジックキャッスルと、強いてあげればの2番手サトノセシルか」に敗れるという、まあよくある感じに。けっ、雨め……。

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