競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フェブラリーステークス 2023 レース回顧・結果】遠退いたその背中

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――“府中マイル王“を負かすイメージかすむ初G1ということで、少しパフォーマンスも上がらなくなってきた(ピーク越えた)か?

 

フェブラリーS 2023 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 レモンポップ 1:35.6 36.3
2 レッドルゼル 1:35.8 35.7
3 メイショウハリオ 1:36.2 35.8
4 ドライスタウト 1:36.3 36.9
5 アドマイヤルプス 1:36.4 36.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 フェブラリーS 2023

 
2/19 フェブラリーS ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
①通年平均比±0~+0.3程度/1000mの時計レベルで、(特に午後は前日ほどではなくなっていた印象だが)全般としては末脚上位に有利な馬場
 
②前半5F59.1秒はG1としては至ってマイペースな流れとはいえ、後半12.5 - 12.1 - 12.0 - 12.4の平坦戦で1分35秒6決着
 
③馬場換算後でもフェブラリーSの平均というより、G3武蔵野Sの平均に近い部類の凡戦
 
 
 
 

フェブラリーS 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

レモンポップ

予想➡➡➡◎

結果➡➡➡1着

やはり抜け出す時の脚力で上回り完勝という内容での初戴冠となったが、問題はその額面(1分35秒6)。

たとえば、カフェファラオと対峙した際に逆転できるイメージは、ますます霞んだ、というか全く湧かない^_^; 、そういうG1制覇内容だった。

 

 

△レッドルゼル / メイショウハリオ 他

決め手馬場だったことから当然警戒していた△レッドルゼル(2着)も、あの大出遅れからよく挽回して3着したメイショウハリオも、正直あまり評価したくない内容。

そもそも、2頭とも単純脚力では上位で、その脚力をフルに発揮出来ていない中でもくる(届く)ことが出来てしまった一戦という印象のほうが強い。ともに実力馬だった、それだけ。

 

一発を期待した◯テイエムサウスダン(14着)、▲ソリストサンダー(8着)、☆ショウナンナデシコ(15着)は、すべて実戦でやれる態勢ではなかった様子。

そしてもちろん、もっとも“重症”とみられるのが◯で。

 

あとは、どれだけ力を発揮できなかったかとの観点だけで、スピーディキック(6着)とドライスタウトに注目としておく。

前者は、当然あれだけ手応えを残して詰まっていればもっとやれていても(この凡戦下だが)......となっていいし、中央初挑戦なら評価範疇でいいだろう。

後者に関しては、いろいろあるだろうがスタートしての3Fで揉まれ過ぎたことでかなり発揮できていなかった可能性がある。

枠も含めいろいろ悪いほうに出た一戦で、またスムーズな競馬を見てみたいという意味で次が楽しみな存在。

想像でしかない部分ではあるが、例えば1割とか能力を削がれてしまえばこのくらい負けるのは当たり前といえば当たり前な位置づけだったわけで。

 

 

1人気◎が勝つには勝ったが、噛み合わず的中とはならず23年初G1を終了。

外したことより、ちょっとパフォーマンスが期待外れなものだったことのほうが残念だったのだが(当ブログで2戦連続1人気◎にしたくらいの馬だけに……)。

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