【フローラステークス 2024 予想】追い切り･ラップ適性･レース傾向考察 ＆ 各馬評価まとめ / 案外、牙城崩れある一戦

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――ノーザンFの独占になっても良さそうなところ意外とそうでもないこのレース、今年はルメールJの離脱も短期免許勢も不在とくればますます……？

目次

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フローラS 2024 レース概要

 

 

フローラS　G2

2024年4月21日 2回東京2日目

発走時間:15:45(予定)

東京競馬場 芝2000m

サラ系3歳 オープン

2023年優勝馬：ゴールデンハインド　牝3　1:58.9　菅原明良

 

 

フローラS 2024 枠順

 

 

1	1	バロネッサ	牝3	津村
2	2	ニシノコイゴコロ	牝3	野中
3	3	ラヴァンダ	牝3	岩田望
3	4	エルフストラック	牝3	横山和
4	5	メアヴィア	牝3	田辺
4	6	トロピカルティー	牝3	戸崎圭
5	7	コスモディナー	牝3	松岡
5	8	アドマイヤベル	牝3	横山武
6	9	サンセットビュー	牝3	三浦
6	10	マルコタージュ	牝3	菅原明
7	11	ユキワリザクラ	牝3	鮫島駿
7	12	コンテソレーラ	牝3	吉田豊
8	13	カニキュル	牝3	北村宏
8	14	クリスマスパレード	牝3	石川

 

 

 

フローラS 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

十中八九、瞬発戦 ※ になる特化舞台。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース（例:11.7-10.9-11.6-11.9）が定義

複数連対経験の内、瞬発戦連対歴のみのここまでというのはアドマイヤベル1頭のみ。

 

 

追い切りからの最終判定は、調教偏と変わらず中村直厩舎2騎のみを上位評価とする。　（4/21 10:45追記）

 

 

 

フローラS 2024 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

※「前走芝1800m戦に出走し、当日単勝20倍未満の馬」は約4割が好走と好相性

該当馬➡➡➡カニキュル、バロネッサが該当か

 

※「前走1700m以下だった馬で当日5番人気以下」はほぼ好走なし

該当馬➡➡➡コスモディナー、サンセットビュー、ニシノコイゴコロ、ラヴァンダが引っ掛かるか

 

といった感じ。

 

 

 

フローラS 2024 レース傾向分析&考察

 

 

レースのポイントとしては、平均的な前半60秒0を超えてくるような流れでは、基本「前残り組＋上り33秒台の脚を使った差し馬」による決着がほとんど。

少ない戦績だが、瞬発戦以外の実績が多い馬などは苦にすることが多い（というか瞬発戦のみで好走してきているくらいでいい）。

そして、上り33秒台の脚を使って差してきた馬の大半には、父か母系にミスプロ持ち、瞬発戦実績ありだった馬、といった共通点が挙げられる。

また、“人気の（脚の遅いタイプではない、キレないタイプではない）ディープ産駒向き馬場”の状態となっていることが多い、ロングラン開催の幕開けとなる2回東京初週に行われるこのフローラSである。

 

府中2000mと、この時期の牝馬には比較的なタフなセッティングであることから、1800m戦実績を境に成績差が見られる。

「前走1700m以下戦に出走し当日5番人気以下」だった馬は、近21年集計ベースで(1-1-1-59)。

一方で、芝1800m以上戦出走歴ありの馬が近21年の好走63頭中57頭を占め、「前走芝1800m戦に出走し、当日単勝20倍未満の馬」は同集計ベースで(9-7-5-30)とまずます。
分水嶺は1800mとイメージしておいてほぼ間違いない一戦。   

 

あとは、前走重賞組＜1勝クラス以下組、特別戦＜平場というように、単回複回のみならず、勝率・好走率あたりもほぼ全てで前走下級戦のほうが上回るという長らく面白い特徴があるレースでもある。

が、昨年を見ても分かる通り、傾向論は傾向論。広く知れ渡り過ぎると少なくとも妙味面では期待値割れを起こすものでもあり、前走重賞組が好走率を上げてきているあたりも含め“逆転現象”が起こりだしているとみておこうと思っている。

詰まるところ、最新の戦術として「前走上級戦組がお買い得になりやすい」レースであるという認識が大事になってくるか。

 

 

 

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フローラS 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

クリスマスパレード / ラヴァンダ 他

人気必至のクリスマスパレードは、ここは瞬発力勝負に耐えられるかだけ。

ここまでの2戦ともに強い内容だと思うが、簡単に前で粘りこめるような流れではないところからの持久戦で、裏を返せばヨーイドン戦になった時に思わぬ後れを取る可能性も。

 

コガネノソラが回避してもうほとんどやけくそ^^;。ユキワリザクラ狙いでいく。

正直、コガネノソラですら特に前走時から狙っていたという馬でもない中で、その代打という失礼な話だが、血統的に2000m替わりして良いところあるのでは？ というところ。

上りスピード不足は否めないが、そのあたりは鞍上に託すのみ。何とか、3着を。

 

 

一方、次走注目対象且つ、ここは人気してもらってコケて欲しいのがラヴァンダ。

「ちょっとこの馬にはうるさいですよ」といったところのここだが、適性から下げてくるはずの府中2000m替わり。

むしろ問題は、こういうタイプが昨今は人気を吸ってくれさえしないことも多く、そっちか。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

府中の開幕デー・土曜は、特に目立つところのない基本イン優勢な好状態。ただ、ラチ沿い絶好という感じにはなく、案外3分どころも逆転可能に映った。今日は少頭数の条件戦しかなく、時計面の見極めが重要になりそう。高速度合いが高まれば「位置取り不問のスピード競馬巧拙戦」になってもおかしくはない。

◎バロネッサ。実態が通年平均比-1.5秒/1000mゾーンとみており、この馬の前走時計が生きてくるとみる。

人気上位だが、カニキュル、アドマイヤベル、クリスマスパレードも、想定の高速馬場自体はそれぞれの2走前内容からこなせそうで、なかなか波乱は見込みずらいか。ただ、◎と違って3頭ともに「高速馬場の瞬発戦」でマークした時計ではないことから、やはりヨーイドンでは◎が妙味含めて優位と見たい。

あとは、頼む☆ユキワリザクラを連れてこい、という思いで。（4/21 11:25追記）

 

 

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