ウェルネスとーく
医療・健康・介護のコラム
[とにかく明るい安村さん](上)パンツを隠し続けて腰痛が悪化…人気アイドルの写真集 裸に見えてひらめいた
とにかく明るい安村さんは、今や代名詞となった「安心してください、はいてますよ」のネタで一躍、人気者となりました。しかし、決めポーズによって腰痛を悪化させてしまい、手術も受けたといいます。ご自身の健康について、うかがいました。(聞き手・利根川昌紀、写真:秋元和夫)
毎日缶ビール6本
――2024年10月に、静岡県で特定健診(メタボ健診)の受診を呼びかけるPRをされました。ご自身の健康について気をつけていることはありますか。
今、42歳。身長は175センチ、体重は98キロくらい。おなか周りは110センチくらいです。(健康対策を)やらなきゃいけないんですけどね。(パンツをおなかで隠すという)ネタの問題もあって……。
――血圧や血糖値で、気になると指摘されたことはありますか。
健康診断を受けると、意外と大丈夫なんですよ、太っているのはもちろんありますけれど。痛風とかの数値もね。
――食べるのはお好きですか。
食べて、お酒飲むんで、毎日。
――お酒はどのくらい飲まれるのですか。
もう、ビール500ミリリットルの缶を6本くらい飲みます。ハハハ(笑)、1日で。ビール以外もたまに飲みますが、基本はビールですね。
――お好きな食べ物はありますか。
焼き肉、すし、ピザ、ラーメン。そんなのばっかりですね。
高校では、甲子園の舞台も
――そんな安村さんは、子どもの頃は野球少年だったそうですね。
小学4年生からやっていました。兄が2人いるんですけれども、2人とも野球をやっていました。僕はサッカーをやりたかったのですが、親にダメだと言われて野球をやることになりました。
――高校は強豪校の旭川実業で、甲子園にも出場されていますね。
ポジションは、ベンチでしたね。ファーストだったんですが、控え選手でした。
――伝令で、マウンドに行かれたそうですね。
2回くらい行ったんですかね、甲子園で。監督から指示もなく、「とりあえず、安村行ってこい」みたいな感じだったので、「宿舎の夜ご飯、ハンバーグらしいよ」とか、そういう野球に関係ない話をしていましたね。
――緊迫した場面で、選手を和ませるという役割だったのでしょうか。
そうですね。そういう感じでした。
――人を笑わせるのが好きなタイプだったとか……。
どうですかね。友達とふざけているのが好きでした。もともと、お笑いも自分からやりたいというわけじゃなくて、友達に誘われてやり始めたのです。何か、自分からやりたいというより、誰かに付いてきた、みたいな感じが多いですね。
コンビで14年
――お笑いに誘われたのは、いつ頃ですか。
中学生の時、幼なじみに誘われました。高校卒業したら、お笑いをやろうと。
――はじめから吉本興業の養成所に入られたのですか。
北海道にいたので、お笑いのことを全く知らなかったのです。相方のいとこが、美容室に行った時、雑誌の間に養成所のパンフレットが挟まっていたらしく、それで行くか、みたいな感じでした。
――どんなネタで売ろうかとか、算段はあったのですか。
全くなかったです。その幼なじみとはコンビで14年くらいやっていたのですが、ダメで解散しました。その時、結婚をしていて子どもも生後11か月くらいでした。芸人をやめて普通に働こうかなと思ったのですが、奥さんから「もうちょっとやってみたらどう?」と言われて、そこからやり始めたという感じです。
――芸名はどのように決めたのでしょうか。
野球をやっていたので、「安村野球」とか「安村ベンチ」とかにしようと思いました。でも、ネタが限定されてしまうと、レイザーラモンRGさんに言われました。明るい性格なので「明るい安村」にしようと考えたのですが、ちょっと物足りなくて……。「とにかく明るい」って自分で言っちゃうのがおもしろいなと思いました。
1 / 2
【関連記事】