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おはよう。ハマクラシー君。

よく眠れたかい？

 

僕もせっかくの土曜日だからってんで、起きて遊ぼうと思ったけど、子供を寝かしつけている間に眠ってしまったよ。ははは。僕ももう年だよ。ハマクラシー君。

 

さて、ハマクラシー君。

僕は昨日昼から職場で発表会があったので、本来休みだけどその発表かいだけは顔を出しとこうと思って昼から職場へ行ったのだよ。

 

しかし、本当は発表会なんかどうでもよかったのさ。実はプライドをかけた勝負をしにいったのだよ。

 

ふっふっふ。「何のことだ？」って反応しているな。

 

手作りスイーツ勝負をしに行ったのだよ！

 

実はこれ職場で2回目なのだが、去年新人の女の子と僕とで手作りのスイーツ対決をして負けたのだよ。

 

もともとうちの部署は初めは少人数だったからとてもアットホームな雰囲気だったのだが、どうも最近ギスギスしてきた感じがしていたんだ。

 

だから、新人の女の子にいっちょ「お互いスイーツを作ってみんなに食べてもらってどっちがおいしかったか投票してもらおう」というイベントを企てたわけだ。そうすりゃ少しはみんなの心もほぐれるかなって思ってね。

 

そして、同じ部署のもう一人の職員に協力してもらって環境設定してもらって勝負が行われたんだよ。去年はテーマは「チョコレート」だった。僕はチョコレートパイを作ってみたがなんかパサパサになってしまって大差で負けてしまったのだよ。

だから今回はリベンジというわけだ。

 

今回のテーマは「サツマイモ」だ。今たくさん取れている時期だよな。うちの畑でも作っているし。

 

というわけで普段料理を全く作らないハマサンスの手作りスイーツが今回も始まったわけだ！

 

サツマイモケーキを作った！

 

嫁の料理本をみて、「サツマイモケーキ」というのが載ってあったから、「よし、これにしよう」と思って材料をそろえてみたぞ。

なにしろ初めて作るからな。ドキドキするわい。しかし失敗は許されん！

材料は・・・

・サツマイモ200グラム

・無塩バター60グラム

・砂糖50～60グラム

・卵　2個

・薄力粉　60グラム

・ベーキングパウダー　5グラム

なるほど。今回は2個作るから、この2倍の分量で作ってみよう～っと。（桂小枝風）

 

まず、さつまいもを切って皮も剥いておいたぞ。

そして、さつまいもをレンジにかけて柔らかくするんだ。3分ぐらいだな。爪楊枝で刺して柔らかくなったか確認もしたぞ。えらいだろ。

その柔らかくなったサツマイモたちをボールに入れてつぶしていくぞ。

 つぶし終わった。

無塩バターは室温に戻すために作る日の朝に冷蔵庫から出しておいたぞ。

レシピには“無塩バター”と書いてあったが、無塩バターが足りなかったから、ちょっとだけ塩の入ったバターも使っちまったよ。

バターをボウルに入れてクリーム状になるまで混ぜるのだ。

しかし、いっこうに“クリーム状”になんかならないじゃないか。いっそのことレンジで溶かしたらいけないもんか？

でもレンジで溶かすとケーキがふっくらにならないらしい。だめだ。やはり地道に混ぜて溶かすのだ。

やっとクリーム状になってきたような気がするんで、ここらで砂糖と溶き卵を入れていくぜー。

実際にやってみると、「うわーこんなに砂糖が入っていくのかー？本当に大丈夫かー？」って思ってしまうな。

ちなみに砂糖も茶色のやつより白いやつの方がふっくらになるって隣のおばさんがいっていたな。

溶き卵も投入だ。

だ・・・大丈夫かな～？なんかバターがまだ固まりまくっている気がするんだけど。

まあ、いいや。サツマイモを入れてみよう。そして、薄力粉とベーキングパウダーを入れていくぞ。

 

 

ふるいを使うのも人生初だ。薄力粉120グラムって結構あるな。

ベーキングパウダーは5グラム？5グラムってどのくらいだ？小さじ1杯分か。そうかそうか。じゃあ、2個作るから小さじ2杯っと・・・。

おお！混ぜてみるといい感じになってきたぞ！ほうほうほ～～～う！ちゃんと生地みたいになるもんだなー。

ではこれを入れ物にいれて・・・

いいやんけ～。雰囲気出てきたぞー。

じゃ、じゃ、じゃあ、180度のオーブンで焼いてみるか。40分だそうだ。

そして、出来上がったぞう～～。

 

おお！なかなかいいんじゃないか！？

ちゃんとふっくらしているように見えるぞ！

はっはっは！完成ぃぃ～～～！

 

手作りスイーツ対決の結果は・・・？

そして、出来上がったケーキを持って職場へ行ったわけだ。

チャンピオンの方はもうすでに司会者の方へスイーツを手渡していて不敵な笑みを浮かべている。

負けるわけにはいかない。

すでに1敗しているのだ。連敗だけは阻止しなければ。

 

司会者が僕のケーキをナイフで切ってテーブルの上に置く。その横にチャンピオンの料理も並べられた。チャンピオンは今回はスイートポテトをこしらえてきたようだ。

 

紙を添えてあって、その紙に「美味しかった方に〇をつけてください」と書かれてある。

 

みんなが食べてその紙に〇を書いている。

 

こわい・・・。

 

どきどき。

 

チャレンジャーの僕とチャンピオンは部屋の外で待たされている。

 

そして、いよいよ司会者から結果発表を告げられる時が来た！

 

「５－０で・・・

 

 

 

 

チャレンジャーハマサンスの勝ち！！」

 

やったー！ひゃっほー！！

リベンジ達成じゃーーー！

 

うれしい！こんなにうれしいことはないよ！ゲラゲラゲラー！

 

しかし、5-0とえらい大差だな。

 

勝負が終わって彼女の作ってきたスイートポテトを食べてみた。

おいしい。おいしいが、やや水分が抜けてぱさぱさしている。彼女の敗因はこれか。

 

自分のケーキも食べてみる。

 

自分で言うのもなんだが、うまくできている！

 

はっはっは！勝ちだ。ハマクラシー君。勝利というものは何と甘美なことか。

 

彼女の方は「次はチーズケーキで勝負しましょう」といってきた。

まあ、今1勝1敗だからな。ソフトバンクみたいにこっから連勝してやるよ。

 

チーズケーキも作ったことはないがとりあえず搾乳機でも買っていい乳しぼりが出来るようにした方がいいかな？はっはっは！

わかりやすいほど調子に乗っているハマサンスだ！

 

まあ、こんなとこだよ。ハマクラシー君。

 

人間たまには勝負事もいいもんだよ。なかなか緊張したぞ？

 

もしよかったら、ハマクラシー君もサツマイモケーキを作ってみてくれ。美味しかったぞ。

 

では、今日はこの辺で。

 

またなー。