洗濯機は70年代には全自動になり、掃除機も今ではロボット化されているというのに、雨をよける道具は…というと、21世紀になっても「傘」だ。
傘のシステムって、その昔コロボックルが大きな蓮の葉っぱを持って雨をよけた、そんな原始的な方法からまったく進歩していません。むしろ江戸時代の三度笠の方が両手が空くので機能的だったと言えます。
つまりは退化しているわけです。
…なぜでしょう?
インターネットであらゆる知識が瞬時に手に入る時代に
細胞や遺伝子を自由に操れる時代に
火星に無人探査機が到達している時代に
…なんで、雨をよける仕組みは「蓮の葉っぱ」から進化していないのでしょうか?
人間の上だけ雨が自動で避けてくれるようなシステムが、もうとっくにできていてもおかしくないのに…と常々思うんですけどねぇ。