高山良策
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高山 良策(たかやま りょうさく、1917年3月11日 - 1982年7月27日)は、日本の画家、怪獣などのぬいぐるみ(着ぐるみ)、造形物製作者。特に第1期のウルトラシリーズでの、成田亨デザインによる怪獣造形は評価されており、「怪獣の父」と呼ばれる[1]。
注釈
- ^ 『成田亨画集 ウルトラ怪獣デザイン編』巻末の成田の証言による[5]。その一方、『宇宙船』Vol.8に掲載された「高山良策怪獣製作日記」では、1967年9月10日の記述に「成田氏、次のデザイン持参。全身まっ白のノッペラボーで、所々火傷の様な茶の斑点がある宇宙人、スペル星人。」とあり[6]、成田の証言とは矛盾している。
出典
- ^ a b c d e f g h シリーズ大解剖 2022, p. 45, 「ウルトラマン世界を創造した美術・造型スタッフ 高山良策」
- ^ 但馬オサム「ピー・プロワークス 人物名鑑」『別冊映画秘宝 『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日、pp.96-97頁。ISBN 978-4-86248-805-3。
- ^ ガマクジラのイボに使うビーズや、イカルス星人の髭の亀の子だわしなど。
- ^ 雑誌『宇宙船』で、高山の日記の中から怪獣造形関連の記述を抜粋してまとめ、「怪獣製作日記」のタイトルで連載していたもので、厳密には「造型日記」として遺していたわけではない。
- ^ 成田亨「索引」『成田亨画集[復刻版]BOX ウルトラ怪獣デザイン編』復刊ドットコム、2018年1月31日、97頁。ISBN 978-4-8354-5550-1。
- ^ 村山実編「高山良策怪獣製作日記 ウルトラ怪獣のころ★ウルトラセブン」『宇宙船』Vol.8、朝日ソノラマ、1981年11月20日、61-62頁、雑誌コード 01843-11。
高山良策
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「怪獣作りの名人」と呼ばれた前衛画家。『ウルトラQ』に始まる怪獣たちを手がけたブームの立役者。ピー・プロダクションや大映などの作品にも参加。
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