臨時閣議
臨時閣議(りんじかくぎ)
毎週火曜日と金曜日の午前中に開かれる定例閣議に対し、臨時閣議は、必要に応じて招集されている。政府予算案や国会の召集といった重要な案件について、閣議決定を得る目的で開かれることが多い。
閣議における決定には大臣の署名が必要なので、各大臣は首相官邸に集まって閣議に参加するのが通例だ。しかし、よっぽどのときは、事務官が閣議書を持って大臣のいるところまで出向き、署名を集めてくる「持ち回り閣議」となる場合もある。
内閣総理大臣(首相)が主催する閣議は、内閣全体の意思を決定するために開く会議であり、内閣が職務を行う「よりどころ」とされている。原則として議事内容を公開しない秘密会となっていて、通常、案件は全会一致で決定される。
最近の例で見ると、2002年度政府予算案をはじめ、医療制度改革関連法案の閣議決定やアフガニスタンの暫定政権を承認する閣議了解において、臨時閣議が招集された。
(2002.04.17更新)
閣議 (日本)
(臨時閣議 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 07:44 UTC 版)
日本の閣議(かくぎ)とは、日本の内閣の意思を決定するために開く会議である。
- 1 閣議 (日本)とは
- 2 閣議 (日本)の概要
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