積極性の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:28 UTC 版)
伊藤英敏は、アメリカ潜水艦が積極的に浮上攻撃を実施したのは日本側の警戒の薄さを知った上での行動である可能性も指摘している。その傍証として、航空機による警戒がつけられていた場合であっても、レーダーや逆探が装備されておらず、夜間の捜索は目視に頼るしかなかったこと、九六式陸上攻撃機以外の対潜哨戒機は下方視界が不良であったことなどを挙げている(専門の対潜哨戒機である東海は投入が1945年で数も少なかった)。また、伊藤はアメリカ軍が夜間7:昼間3の割合で攻撃を実施し、航跡の残るMk14魚雷を躊躇せず使用し続けたことも挙げている。
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