楠元六男とは? わかりやすく解説

楠元六男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/01 05:15 UTC 版)

楠元 六男(くすもと むつお、1947年5月31日[1] - 2017年1月28日[2])は、日本国文学者。専門は日本近世文学、特に俳文学。都留文科大学名誉教授。

鹿児島県生まれ[1]。1974年都留文科大学文学部国文学科卒業[1]、1979年立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程中退[1]、都留文科大学文学部専任講師[1]。1982年同助教授[1]、1989年同教授[1]2007年『芭蕉、その後』で第29回角川源義賞[3]及び文部科学大臣賞を受賞[4]

著書

単著

  • 『享保期江戸俳諧攷』新典社、1993年5月
  • 『芭蕉と門人たち』日本放送出版協会、1997年8月
  • 『俳諧史のかなめ 佐久間柳居』新典社、2001年10月
  • 『芭蕉、その後』竹林舎、2006年10月
  • 『我を絵に看る 芭蕉の甲斐行』新典社、2009年1月
  • 『江戸の俳壇革命 芭蕉から蕪村登場』角川学芸出版、2010年5月

編著・共著など

  • 『資料集成 二世市川団十郎』共著、和泉書院、1988年3月
  • 『江戸人物読本 松尾芭蕉』編著、ぺりかん社、1990年6月
  • 『芭蕉・旅・甲州』共著図録、ミュージアム都留、2000年10月
  • 『俳句の館 風生庵』編著図録、山中湖教育委員会、2003年9月
  • 『西鶴選集 西鶴名残の友』共著、おうふう、2007年3月
  • 『国文学 解釈と教材の研究 特集 おくのほそ道を行く』共編、学燈社、2007年4月
  • 『俳諧研究文献目録 連歌・俳諧・雑俳・川柳』監修、日外アソシエーツ、2008年3月
  • 『江戸文学からの架橋 茶・書・美術・仏教』編著、竹林舎、2009年7月
  • 『おくのほそ道大全』共編、笠間書院、2009年7月
  • 『江戸の漢文脈文化』共編、竹林舎、2012年4月
  • 『山下一海著作集 第一巻』責任編集、おうふう、2013年1月
  • 『芭蕉と素堂』共著、竹林舎、2013年3月

参考文献

  • 「楠元六男教授 略歴・論文等目録」(都留文科大学国語国文学会編『国文学論考』第49号所収、2013年3月)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g 「楠元六男教授 略歴・論文等目録」『国文学論考』第49巻、都留文科大学国語国文学会、2013年3月、 1-11頁。
  2. ^ 『都留文科大学報』第134号
  3. ^ 受賞者一覧 | 角川源義賞|顕彰事業 | 公益財団法人 角川文化振興財団” (日本語). 公益財団法人 角川文化振興財団. 2022年12月1日閲覧。
  4. ^ 文部科学大臣賞歴代受賞者一覧”. 伊賀市. 2022年12月1日閲覧。






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