撮影時の対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/13 09:01 UTC 版)
特に、ラティチュードが狭いフィルムを用いる時や階調再現を重視する際は、被写体各部の必要露光量を確認しカメラの露出補正機能(または手動設定)を使って最も適切な露光を与えると共に、光源と被写体とカメラの相互位置を変えてみる、デーライトシンクロなど補助光を使用する、強い光をディフューズする、レフ板でシャドー部を起こす、などの明暗比を小さくする処置が有効となる。 またそのような場合、適正露光で撮影できているかどうかが不安な場合は、露光量を変化させて複数枚を撮影することである程度の露光ミスの予防が可能である。一部の機種には、これを自動で行うオートブラケット機構を有するものもある。また、デジタルカメラは撮影直後、即時に撮影した画像の確認が可能なうえ、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラなど高級機を中心に撮影した画像のヒストグラム表示が可能な機種が多い(さらに近年では、撮影時にハイダイナミックレンジ合成をカメラ内部で行える機種もある)。
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