チエンマイ県とは? わかりやすく解説

チエンマイ県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 14:36 UTC 版)

チエンマイ県
จังหวัดเชียงใหม่
タイ王国
県庁所在地ムアンチエンマイ郡
面積20,107.0 km²
人口1,658,298 人 2006年
人口密度75 人/km²
ISO 3166-2TH-50
  • この項目は英語版を元に作成されています。

チエンマイ県(チエンマイけん)あるいはチェンマイ県(チェンマイけん; タイ語: จังหวัดเชียงใหม่ タイ語発音: [t͡ɕāŋ.wàt.t͡ɕʰia̯ŋ˧.maj˨˩] チャンワット・チアンマイ)は、タイ北部の県(チャンワット)の一つである。チエンラーイ県ラムプーン県ラムパーン県ターク県メーホンソーン県と接し、ミャンマーとの国境を有する。

地理

県内には多くの山・山脈が存在する。県南部はチャオプラヤー河の大きな支流で、チエンダーオ山に源流を発するピン川が流れている。県内にあるインタノン山(標高2,575メートル)はタイ最高峰の山で、チエンマイ市内から西に位置する。気候は高地であるため、中央平原部より穏やかである。県内には多数の国立公園を抱える。

歴史

チエンマイ県は1296年以来ラーンナータイ王国の首都であったが、1558年東方への領土拡大を狙ったタウングー王朝の侵攻を受け、主権を失った。1782年にはカーウィラ王がラーマ1世によってその主権が再び認められたが、ラーマ5世(チュラーロンコーン)のチャクリー改革の一環で、中央政府のコントロールの下に置かれた。

民族構成

タイ人が多数を占めるほか、13.4%の人口が少数民族でその内訳はモン族ヤオ族ラフ族リス族ハニ族カレン族などである。

文化

スポーツ

サッカーではタイ・リーグ1チエンマイ・ユナイテッドFCタイ・リーグ2チエンマイFCが本拠を置いている。

県章

県章

白象がチエンマイの県章となっている。これはチエンマイ王朝タンマランカー王が白象をラーマ2世に送ったことがきっかけとなっている。象を包む絵柄はタイ式の離宮を象徴するもので、白象を包み込むことで、仏教が発展していることを示している。

県木・県花はともに、ハナモツヤクノキ(Butea monosperma)。

行政区

チエンマイ県の郡

チエンマイ県は25の郡(アムプー)に分かれ、その下に204のタムボン、1915の村(ムーバーン)がある。

姉妹都市

脚注

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、チエンマイ県に関するメディアがあります。




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