photographer : 下田直樹
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B-PASS1月号(11/27発売)にアルカラインタビュー掲載中
Q1 こんにちは。まずは自己紹介を、そして最近ハマっていることを教えて下さい。
(稲村太佑)ヴォーカル稲村です。サウナにハマっております。熱いサウナでギリギリまで耐えて、冷たい水風呂に入るのが気持ちいいんですよ。それをループする温冷交代浴っていうのをやっているんですけど。あの水風呂のために、サウナに入る、みたいになってきてます(笑)。
(下上貴弘)ベースの下上です。最近、朝起きて、コーヒーを挽いて飲むことにハマっております。自分で豆から挽いてます。
(疋田武史)ドラムの疋田武史です。最近は、この前終わったラクビーワールドカップ日本大会の試合をもう一度観直しにハマってます。ラグビーを観るのが大好きで、リアルタイムで観れた試合はほぼ観ていたんですが、同じ時間でかぶっていた試合をもう一度観直したり。来年ぐらいまで引っ張って、まだまだ楽しもうと思ってます。
Q2 最近の活動状況と今後の予定を教えてください。
(稲村)12月11日に10枚目のアルバム『NEW NEW NEW』が発売になります。それに伴い12月31日にZepp DiverCity(TOKYO)にて年越しSP 2020「NEW year NEW year NEW year」と題しまして、全9アーティストを迎え豪華な年越しライヴを「3、2、1、イエーイ!」とやらせていただきます。バンド単位で年越しイベントを主催することはなかなかないと思うので、「バンドでやるなんてすごいやん」っていう空気感を出してもらいたいなって。みんなで神輿を担いでもらいたい(笑)。
年末年始で忙しい時期にも関わらず、アルカラというバンドが年越しライヴをやることに対して賛同して、バンドが集まってくれること自体が面白いことですし、そういう仲間だからこそできる、僕ららしい年末年始のお祭りができたらと思っております。
そしてアルバムのツアーが「NOW NOW NOW」と“NEW”が“NOW”になりまして、2月20日・恵比寿LIQUIDROOMから3ヵ月ほど廻って、5月17日・マイナビBLITZ赤坂にてファイナルを迎えるという流れになっております。全国各地、約20本ほど、北海道は2ヵ所ありますのでね、北海道だけサービスで(笑)。ぜひともお越しいただければなと思っております。
(下上)高いお金払って買ったベースの音が入ってるアルバムです。『NEW NEW NEW』の1個の“NEW”は僕のベースなんで(笑)。アルバムを聴いてもらって、ぜひライヴにも来ていただけたらと思います。
(疋田)10月に先出しで『NEW NEW NEW』からたくさん曲をやるワンマンライヴをやらせていただいて、そこでものすごく楽しく、まだまだ進化できるなっていうライヴができたので、リリースしてからのツアーももっとさらに進化させたものを表現できるように頑張ります。
Q3 普段はどんなイヤホン(ヘッドホン)で、どんな曲を聴いていますか?
(稲村)普通の有線のヘッドホンです。普段というか、作曲作業で使っていましたね。アルバムを作っていた最中なんで、スタジオにあるヘッドホンでみんなの音を確認する、みたいな感覚になってましたけど、だから今日このイヤホンで、久々にこうやって音楽を聴いて。今からいっぱいいい曲をこれで聴けるなと(笑)。
僕は結構何でも聴きます。なんとなくBGMで流れてる曲でも、最近ありがたいことに調べれば誰かって分かるじゃないですか。それでこのアーティスト面白いなと思ったら全然知らん人でも聴きますし、アイドルの曲とかもよく聴きますね。乃木坂46とかめっちゃいいですよ。
(下上)僕はBluetoothのイヤホンを使っています。最近はブルーハーブの新譜と、汝、我が民に非ズっていう町田康さんがやっているバンドがすごい好きで、めっちゃハマっていて。サックス、フルート、ピアノとかも出てきたりして常にドラマを観ているかのようで面白くて聴いてますね。普通に街を歩きながらとか、ジムに行く時とかも聴いてます。あと曲ではないんですけど、「モヤモヤさまぁ〜ず」を観てます(笑)。
(疋田)僕は有線のイヤホンを使っています。スカパラさんが好きで、新譜が出る度に聴いてます。歌があるのもないのもどっちも聴けるし、ゆったりのも激しいのもあるんで気分に合わせて聴いてますね。
Q4 今回、選んで頂いたHA-XC30BTについてお聞かせください。
(疋田)バスブーストがすごいです。かけてるのとかけてないのではまったく下の聴こえ方が変わるので面白いなぁと思いました。自分の好みで、曲によって選択できますよね。
(下上)気分でね、今日は低音を大音量で聴きたいとか。
(稲村)その日によって変えられるっていうのはいいですよね。昔のコンポとかでも重低音モードとか、ウォークマンにもベースってあって、なんかわからんけど押したらカッコええんか?と思ってそれをオンにして聴いてましたけど。そういうのを変えると同じ曲やのに別の曲に聴こえて面白くて。そういう遊び心みたいなものが、リモコンで簡単に切り替えられてテンション上がります。
(下上)見た目も赤がかわいくていいですし、左右のイヤホンが磁石でくっつくのもいいですね。遮音性も高いので音量が小さくても楽しめるのは、ミュージシャンとしてはというか、音楽を大音量で聴きすぎてる人は耳がおかしくなっちゃうんで、めっちゃ助かる。
(稲村)確かにな。まあかわいいっすよね、実際。あと磁石でこうやってくっつくんで、これでうっかり隣の人のイヤホンとピタッと……したことで新たな出会いがね、「あ、ごめんなさい」って言いながら(笑)。「何聴いてるんですか?」みたいな会話のきっかけになれば。
(下上)すごいな、バリうっとうしい(笑)。
(稲村)お前も能力者か!みたいな。能力者同士はジョジョでも惹かれあうというやろ。
(下上)スタンド使いは惹かれあうな。
(稲村)そうそう。だからこれで惹かれあうこともあるやろなと思って。
(下上)(笑)。ワイヤレスってなくすのが怖くて有線を使ってたんですけど、これはそうやって使ってないときに、磁石で前でくっついてくれるので。
(稲村)そういうことか!
(疋田)そうそう。それで落とさない。
(稲村)それが理由なんですね。出会いのために磁石がついてるわけじゃないんや、そりゃそうやわな。
(下上)出会いのために磁石をつけるわけないやろ(笑)。
(稲村)いや、この機能なんなんかな?って思って、そうか(笑)。でもかわいいし、いいですよね。
(下上)あと僕、Bluetoothのイヤホン使っているので、このクイック充電はだいぶ助かるなと思いました。充電がなくなっちゃって、イヤホン持ってきてるけど聴けない、みたいな時があるんですよ。それを10分でいけるっていうのは。
(疋田)10分の充電で1.5時間再生ってすごい。
Q5 アルカラのみなさんにとって、イヤホン・ヘッドホンとは?
(稲村)最初に言ったんですけど、仕事ばっかに使っていたんで、これをきっかけに音楽と共に豊かな生き方をぜひしたいです。でも本当にいいもんと出会うと変わるじゃないですか。食べれない物も美味しい料理から食べれるようになったり。僕にはきっかけがなくて、なかなかワイヤレスのイヤホンに手を出せてなかったんですけど、いいきっかけになったんで、今度会った時、これをつけてると思います。なくしてたらすみません(笑)。でも磁石のおかげでなくならないって今ようやくわかったんで、欠かさずつけてると思います。
(下上)僕はやっぱりオンオフを分けられるというか、職業的か年齢的な問題かはわからないですけど、周りの音が気になりだしたらそっちが気になって何も考えられなくなるんです。だからイヤホンをつけて耳栓にしてるだけでも自分の世界に入れたり、そこで自分の気になる音楽をかけたりとかもアリやし、逆にあまり気にならないクラシックみたいな音楽をかけて自分の世界を優雅にしたりとかするのにすごく使ってますね。集中するために、と言いますか。あと有線じゃないことで自由度が高いのでいいなと思います。生活の中で使っていけたらと。
(疋田)僕はずっと有線を使っていて、なかなか外を歩きながら使ったりはしていなかったので、Bluetoothになったことにより外でも使いたいなと思います。パブリックな場所でプライベートな時間が作れるようになるのかなと思いました。
Q6 最後に、音楽ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
(稲村)これ、クオリティーが良すぎるんで、アルカラの細部にわたる仕事、音楽に対する仕事の妙、みたいなところも、これであなたも聴き分けることができると思います。みんなでわーっと聴くのもいいんですけど、こうやって1人だけのもんにして、ハイクオリティーで聴いていただけると楽しみが増えると思いますので、ぜひこれで、僕たちに関わらず好きな音楽をより好きになっていただければといいなと思います。
(下上)バスブーストモードもあるんでね、自分の高いベースも聴いていただけたらなと。
(稲村)さらにね! 2割り増しぐらいでね(笑)。
アルカラのみなさん、ありがとうございました!
photographer : 下田直樹
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B-PASS1月号(11/27発売)にアルカラインタビュー掲載中
'02年より神戸にて活動開始。'13年、地元神戸でサーキット型フェス「ネコフェス」を立ち上げる(7年連続開催)。'19年12月11日に、10枚目のアルバム『NEW NEW NEW』を発売。'19年12月31日にZepp DiverCity(TOKYO)にて、年越しライヴイベントを開催。そして2月より全国ツアーがスタート。