俳優で歌手の武田鉄矢(75)が12日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。中居正広の女性トラブルについて見解を述べた。

 中居は2023年6月頃に女性との間でトラブルが発生し、代理人を通じて9000万円を解決金として支払ったと昨年12月に一部週刊誌に報じられた。中居は公式ホームページでトラブルを認め謝罪。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」となどとつづった。

 トラブルを受け、中居の出演番組は次々に放送差し替えとなった。武田はそのような事態に思うところがある。「我々がテレビに出ていて仕事ができるということは私たちのやる気だけではどうしようもなくて。やっぱりスポンサーやテレビ局があってテレビという仕事をやっている」と確認すると「個人的な思いなんですけど、私たちがテレビに出ていて一番避けなければならないことは分かっている。それは人を傷つけないということなんです」と主張した。

 それこそが「芸能という分野、エンターテインメントで生きる人間の絶対の使命なんです」と強く語ると「多少いい加減なことを言うこともありますし話が正確でない時もあります。私たちは誰かを喜ばせたいという一念でエンターテインメントの場に立っております」と訴え。「芸人としてはそんな思いでテレビに出ているということをぜひ了解していただき、テレビという世界で生きていこうと思います」と話した。