タレントの彦摩呂と内山信二が22日放送のTBS系「週刊さんまとマツコ」に出演。グルメリポーター界の〝邪魔者〟を名指しした。

 グルメリポーターの歴史をたどる企画で、進行役の吉村崇は「うんちくリポーター」の登場が大きな分岐点と紹介。内山は「寺門ジモンさんとか、渡部(建)さんとか来たときに…」と具体名を挙げた。

 彦摩呂も「ちょっと偏ってはるんです」と渋い表情を見せ「ものすごく一つを深く掘るから、ものすごい信頼されるんですよ」と証言。

 内山は「語りだすわけですよ。これがはやったときに、他のディレクターとかが『内山さん、ロースについてのうんちくお願いします』って言われるんですけど、ロースはロースなんですよ。我々うんちくないんですよ、別に。そこを語れちゃって、そこを求める時代になったんですよね」とスタイルの違いに戸惑ったと明かした。

 吉村から「渡部さんはどうなんですか?」と聞かれた内山は「店側がどういうこだわりがあって、どこを推してるかっていうのを言うようになっちゃった人なんですよ」と不満げな表情で解説。

 MCの明石家さんまから「お前ら、ジャマなのか?」と核心を突かれると、内山は「正直言うとジャマなんですよね」と即答し、彦摩呂も「あの、本当申し訳ないですけど、この2人、(われわれは)そんな好きちゃうよね」と打ち明けた。

 マツコ・デラックスが「(寺門と渡部は)ちょっと高級にしちゃったわよね」と分析すると、彦摩呂は「ちょっと政治のにおいがする。われわれは街の食堂とか、行けても『おこづかいでたまにぜいたくしよう』っていうお店に行かせてもらうけど、ちょっと政治のにおいがする」と嘆いた。

 さんまから改めて「やっぱこの2人はジャマ?」と聞かれると、内山は「ジャマ。好きではない。だって店との癒着もすごいんですよ」と顔をしかめていた。