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長谷部フロンターレが始動 冒頭にコンパクトにまとまるランニングを指示 「一つになることが大事」

[ 2025年1月7日 17:02 ]

初練習でイレブンに指示を出す長谷部監督(右)
Photo By スポニチ

 サッカーのJ1川崎フロンターレが7日、川崎市内の練習場でチーム練習を開始した。今季から指揮を執る長谷部茂利監督(53)の下で約1時間半、フィジカル中心のメニューで汗を流した。初日を終えた指揮官はイレブンの印象を「少し静かだった」と語りつつ「技術的なところは上手。いい顔つきで笑顔もあった。雰囲気は良かったと思う」と振り返った。

 練習冒頭のランニングでは縦長にバラけて走り出したイレブンに「一緒に!」とコンパクトにまとまるよう指示。「チームというのは2つにも3つにも、それ以上にもなる。分かれてしまわないように一つになることが大事というアドバイス。ランニング一つとっても、まとまる感じが私は好き。伝えたら選手が実行してくれた」と長谷部イズムの一端をのぞかせた。

 パスワークを生かした攻撃サッカーを信条とするチームを引き継ぎ「クラブのフィロソフィーを大事にして、勝ち点を取りながら少し修正しないといけないことがある」と指摘。初陣となる2月11日のACLE浦項戦に向け「自分たちのプレーができるように大事にしているところを出したい。勝つために段階的につくっていく。(あと)35日ですか。そこからの逆算で」と訴えた。

 鬼木前監督の時代に8年で主要タイトル7冠を達成しているクラブだけに「2回や3回ではなく、たくさん優勝しているチーム。そこを目指すのは当たり前」とタイトル奪回を目標に掲げた。

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