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名古屋 来季監督は親会社で選定、フランス人2人が候補に

[ 2016年11月7日 05:48 ]

サポーターのブーイングを浴びた名古屋・久米社長

 名古屋は今季途中から就任したジュロブスキー監督の退任も決定した。来季の新監督は親会社であるトヨタ自動車主導で選定。そんな中、ポール・ル・グエン氏とフランク・デュリックス氏が候補に上がっていることが分かった。ともにフランス人で新監督を選ぶ上で相談をしているアーセナルのベンゲル監督とのつながりもある。

 ル・グエン氏は10年W杯南アフリカ大会でカメルーン代表を率いて岡田ジャパンと1次リーグ初戦で対戦。その後はオマーン代表監督に就任し、5年間指揮を執った。ナショナルチームレベルでは結果を残せていないが、リヨン(フランス)監督時代は02年シーズンから3連覇と実績は十分だ。

 一方のデュリックス氏はベンゲル監督が名古屋で指導した95年から2年間在籍。現在はベトナムにある育成組織「HAGLアーセナルJMG」で指導している。デュリックス氏は若手の育成に定評があるという。強化部はすでに岡田武史副会長の推薦で下條佳明氏の入閣が決定的。指導者はベンゲル監督の人脈で再起を図ることになりそうだ。

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