応用データサイエンス学位プログラム修士2年の鈴木 維浩さんがThe 23rd IEEE/WIC WI-IAT 2024でBest Paper Award Candidate を受賞しました
応用データサイエンス学位プログラム修士2年の鈴木 維浩さんがThe 23rd IEEE/WIC WI-IAT 2024でBest Paper Award Candidate を受賞しました。
Best Paper Award Candidateは、2024年開催の「Web Intelligence and Intelligent Agent Technology (WI-IAT ’24)」において、Best Paper Awardの候補となった優れた論文に与えられる賞です。選考は、論文の審査員による評価に基づいて選ばれます。
鈴木さんは今回の受賞に際して「このたび受賞できたことを大変嬉しく思います。本研究では少量のデータを用いた手法を提案しましたが、今後は高次元かつ大量のデータに対しても適用し、さらなる効果を検証していきたいと考えています。また、本学看護学科との共同研究により、現場のニーズに即したより実用的な手法を確立できるよう努力してまいります。」と語っています。
- 学会名:The 23rd IEEE/WIC International Conference on Web Intelligence and Intelligent Agent Technology
- 賞 名:Best Paper Award Candidate
- 論文タイトル:Synthetic Mobility Feature Generation for Mental Health Prediction using Diffusion Models
- 受賞者:鈴木 維浩
- 受賞日:2024年12月11日
- 指導教員:深澤 佑介(応用データサイエンス学位プログラム 准教授)
研究目的
近年、ウェアラブルデバイスの普及によりヘルスケアデータの活用が進んでいますが、少量かつ多様なデータの扱いが課題です。本研究では、メンタルヘルスの推定を目的に、少量のデータから疑似データを生成し、予測モデルの精度向上を図る手法を提案します。本学看護学科小高先生との共同研究です。
研究内容
本研究では、少量のヘルスケアデータからデータを合成するため、テーブルデータを画像化し、画像生成AIの拡散モデルを用いて疑似データを生成する手法を提案します。