Vol.2 新総合金融サービス「Olive」 SMBCグループの総合力を生かし、全く新しい金融サービスを提供Vol.2 新総合金融サービス「Olive」 SMBCグループの総合力を生かし、全く新しい金融サービスを提供

SMBCグループ 中期経営計画 〜幸せな成長へ〜
提供:SMBCグループ

新たな中期経営計画「Plan for Fulfilled Growth」を策定し「質の伴った成長」を目指すSMBCグループ。2023年3月に新たに提供を開始した個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」も中期経営計画の柱である「経済的価値の追求」と「社会的価値の創造」を達成するための重要な事業だ。Oliveの特長や新しい金融サービスに込められた思いなどについて、フリーアナウンサーの宇賀なつみ氏が同事業を担当する2人のキーパーソンに話を聞いた。

※本記事は2023年9月29日に日経電子版広告特集で公開されたものです。掲載内容は公開当初のものであり、最新情報と異なる場合があります。

グループ横断のサービスで
「便利」「お得」「安心・安全」を

佐々木 丈也氏
三井住友カード株式会社
専務執行役員 マーケティング本部長
佐々木丈也氏

宇賀 Oliveはこれまでとは異なる全く新しいサービスとして誕生したそうですが、それにはどのような背景があったのでしょうか。

佐々木 新型コロナウイルス禍により消費者の行動が変化する中で、それまでは店頭経由が9割ほどだった銀行口座開設も4~5割がデジタル経由となり、我々のお客さまの行動様式も大きく変わりました。これまでもデジタルでの口座開設やカード発行は行っていましたが、抜本的な環境変化が起きて、これに対応するサービスが必要であると痛感しました。

そのためには、単純に今までリアルで行っていたことをデジタルに移すだけでは不十分で、最初からデジタル・モバイルを前提とすることが必要でした。そこで、SMBCグループの大きな強みであるリテール総合力と、三井住友銀行と三井住友カードのお互いの強みを生かしたグループ横断のサービスを目指しました。それがOliveです。

横山太樹氏
株式会社三井住友銀行
リテールマーケティング部 プロモーショングループ
グループ長
横山太樹氏

宇賀 これまでの銀行のキャッシュカードやスマホアプリとの違いは何でしょうか。

横山 Oliveの特長は、「便利」「お得」「安心・安全」という3つのキーワードで語ることができます。「便利」という面では、1枚のカードでキャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いができて、それらの機能をいつでもどこでもアプリで切り替えられる世界初の「フレキシブルペイ」(※)を搭載。さらに、アプリから日常的な決済(振込)、銀行口座の管理、資産運用、保険の申し込みも行うことができます。

(※)Visa が開発した新機能(複数の支払い方法を1つのカードに集約・決済方法選択)を使用することについて世界初(2023年1月時点/Visa 調べ)

「お得」もこれまでとは違います。Oliveアカウントで給与を受け取れば毎月一定額のVポイントを受け取れる、振込手数料が無料になるなどの特典を複数用意。特典を毎月変更できるのでライフスタイルに合わせて「お得」なサービスを選択できます。SMBCグループ共通のVポイントがたまって、使えて、SMBCグループのサービスなどを利用すれば、ポイント還元率も上がってさらにためやすくなります。

さらにOliveのカードには、カード番号が記載されていません。万が一、落としても大丈夫という「安心・安全」なカードでもあるのです。

親しみやすいネーミングで
金融サービスをより身近に

宇賀 便利なサービスがそろっていますね。なぜ、そこまで踏み込んだのでしょうか。

横山 金融サービスは難しくてハードルが高く、「どれを選んでいいかわからない」「どれを選んでも同じ」という声をよく聞きます。そういう印象を払拭し、より身近なものに感じていただきたかったというのが一番です。他業種の参入で金融サービスが乱立し複雑化する中で、利便性によって差別化を図り、お客さまによって主体的に選んでいただけるサービスにしたかったという側面もあります。

佐々木 カードがなくてもモバイルアプリで支払いができるなど、モバイル利用を基本としてサービス全体を設計することで、利便性を追求しました。2024年の春にはVポイントとTカードのポイントが統合され、ますます便利でお得になります。

宇賀なつみ氏
フリーアナウンサー
宇賀なつみ氏

宇賀 なぜOliveという名称になったのでしょうか。

横山 “O”は「輪」に見立てて何かがつながって1つになっていくことを、そして“Live”はお客さまの生活や人生を示しています。Oliveを通じて様々なサービスがつながり、お客さまの生活や人生がより豊かに循環していくお手伝いができるサービスでありたいという思いを込めています。また「オリーブ」はSMBCグループのイメージカラーである緑色を想起させる言葉でもあります。

横山太樹氏
「“O”は『輪』に見立てて何かがつながって1つになっていくことを、そして“Live”はお客さまの生活や人生を示しています。Oliveを通じて様々なサービスがつながり、お客さまの生活や人生がより豊かに循環していくお手伝いができるサービスでありたいという思いを込めています」(横山氏)

佐々木 金融サービスは私たちの生活に密着していて、適切に使えば生活を充実させてくれるものです。難しそうな金融のイメージを柔らかく表現することで、それを感じていただきたいと考えました。

宇賀 2023年3月にサービスをスタートさせてから、これまでの反応はいかがでしょうか。

横山 おかげさまで確かな手応えを感じています。これまでに行ったアンケートを見ると、効率よくポイントが獲得できることや手数料が無料であること、カードのデザインがいいことなどと評価いただいており、お客さまの給与受取口座として、メインで使っていただく口座への設定比率も上がってきています。

宇賀なつみ氏

経済的価値と社会的価値を
両立させる要の事業に

宇賀 SMBCグループは中期経営計画の中で、「質を伴った成長」のために「経済的価値の追求」と「社会的価値の創出」を掲げています。Oliveは、その中でどのような位置づけになるのでしょうか。

横山 「経済的価値の追求」において、Oliveは、「デジタルを軸としたリテールビジネス構築」「決済ビジネスの強化」という戦略の中核となるサービスです。総合的な金融サービスの提供を通じて、SMBCグループの複数サービスをご利用いただくことで、お客さま1人当たりの収益が増えてきます。そうすると、お客さまへさらに多くの特典を還元できるようになります。その結果、お客さまとの取引がますます増え、収益もさらに増えていく。この好循環を目指しています。Oliveは現在、決済、資産運用といった非金利ビジネスが収益のベースとなっていますが、預金取引の増加といった形でもお客さまとの取引が拡大しますので、今後想定される国内金利の上昇時には、その果実も得られるでしょう。

佐々木 「社会的価値の創出」という点では、Oliveによって金融サービスをわかりやすく簡単な形で提供し、金融サービスがより身近なものだと実感してもらえると思います。金融は難しそうで怖い、というイメージをお持ちの方がまだまだいらっしゃるのではないかと思いますが、金融サービスは本来、適切に利用すれば便利で生活を充実させてくれます。Oliveによって、今まで以上に簡単に金融サービスへアクセスできるようになることで、便利さを知っていただき、ひいては豊かな人生を送ることの一助となりたいです。

宇賀なつみ氏

日々の生活の質を向上させる
便利で充実したサービスを

宇賀 今後はどのような展開をお考えでしょうか。

佐々木 金融グループとして、金融サービスを便利で簡単に使えるようにするサービスを次々と提供していきます。

今回はキャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの機能を1つのカードに集約しましたが、今後は個人と法人の口座を1枚のカードで利用できるなど、複数のカードを追加できる機能を実装していきます。ローンサービスも将来的には追加していきたいと考えています。

重要なのは、いかに分かりやすく、便利に使えるようにするかです。最近は財布がどんどん小型化しているように、お金を持ち歩かずにキャッシュレスで過ごすというニーズは高まっています。こうしたニーズを取り込んだサービスを実現し、その結果としてOliveが選ばれていくことを目指します。

佐々木丈也氏
「キャッシュレスで過ごすというニーズは高まっています。こうしたニーズを取り込んだサービスを実現し、その結果Oliveが選ばれていくことを目指します」(佐々木氏)

横山 経済的価値を追求するだけでは金融グループとして生き残れない時代になってきています。お客さまがOliveを利用することがそのまま社会貢献につながるような、そのようなサービスを開発して、Oliveをレベルアップさせていきます。

Profile

左より横山太樹氏、佐々木丈也氏、宇賀なつみ氏

佐々木丈也氏

1991年に三井住友カードに入社。2012年よりネットビジネス事業部長。2019年より執行役員マーケティング統括部長。2020年よりマーケティング本部長として商品企画からTVCM等のマス、デジタル、データ等、全体を俯瞰したマーケティング事業を指揮。2023年4月より現職。

横山太樹氏

シンクタンク、携帯電話キャリアでのマーケティング戦略立案、マーケティングリサーチ業務等を経て、2018年に三井住友銀行入行。リテールマーケティング部で個人向け・中小企業向け金融商品のマーケティング戦略立案、商品企画開発に従事し、2021年からOliveのサービス企画開発プロジェクトに参画。2023年7月より現職。

宇賀なつみ氏

2009年立教大学社会学部を卒業し、テレビ朝日入社。入社当日に「報道ステーション」気象キャスターとしてデビューする。「グッド!モーニング」「羽鳥慎一モーニングショー」等、情報・バラエティ番組を幅広く担当。2019年に同局を退社しフリーランスとなる。現在はテレビ朝日系「池上彰のニュースそうだったのか!!」、カンテレ・フジテレビ系「土曜はナニする!?」のメインMCを担当。TBSラジオ「テンカイズ」やTOKYOFM「SUNDAY'S POST」等のラジオパーソナリティにも挑戦している。

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