「韓国は基本法である憲法に書いてあることがそもそも反日」 公判でわかった朴槿恵政権の素顔 加藤・前ソウル支局長、盛岡で講演 

講演する加藤達也前ソウル支局長=盛岡市のマリオス(土樋靖人撮影)
講演する加藤達也前ソウル支局長=盛岡市のマリオス(土樋靖人撮影)

 産経新聞の加藤達也前ソウル支局長=社会部編集委員=が19日、盛岡市のマリオスで「公判でわかった朴槿恵(パク・クネ)政権の素顔」と題して講演、約300人が熱心に聞き入った。

 加藤前支局長は一昨年、インターネット上に掲載したコラムが朴大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴され、昨年12月に無罪が確定した。講演で韓国大統領府が「民事と刑事で徹底的に追及する」と恫喝する一方、駐日韓国大使館が「日本には遺憾という便利な言葉がある」と誘導、圧力と懐柔の繰り返しだった経緯を説明、「韓国には三権分立が通用しないのが現実。価値観が違う」として、これを前提に付き合う大切さを指摘した。

 講演後の質疑応答では、「韓国はなぜ反日なのか」の素朴な質問に「国家の基本法である憲法に書いてあることがそもそも反日」と答え、花巻市の無職、佐々木賢三さん(67)は「韓国の実態がよく分かった。国には慰安婦などの問題で韓国に変に妥協しないでほしい」と感想を話した。

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