正当な理由なく欠勤を繰り返したとして、奈良県宇陀市は4日、市公園課の男性主事(57)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同市によると、男性主事は4月25日〜7月28日に計11日間、正当な理由がないにもかかわらず、欠勤を繰り返したとしている。男性主事は市の聴取に対し、「朝が起きられない」などと説明したという。
男性主事は公園課への異動前に所属していた市教育委員会でも欠勤を繰り返したとして、今年3月1日付で減給1カ月の懲戒処分を受けていた。
同市の竹内幹郎市長は、「今後このようなことが起こらないよう、綱紀の粛正と服務規律の確保を徹底し、市民の信頼回復に努める」とコメントした。