インドでいま、人気のホラー映画をめぐって背筋が寒くなるような超常現象が起き、国中が大騒ぎなのはもちろん、欧米メディアもこぞってこの出来事を報じるなど大きな注目を集めている。
ポルターガイスト題材「死霊館」の続編…「なぜか鏡に十字架が!」
6月17日付のインドの英字紙タイムズ・オブ・インディアや翌18日付の英紙デーリー・テレグラフ(いずれも電子版)などによると、インドの最南東部タミル・ナードゥ州の街、ティルヴァンナーマライの映画館で6月16日の夜、封切られたばかりの米ホラー映画「死霊館 エンフィールド事件(原題=The Conjuring 2)」を観ていた65歳の男性が、映画のクライマックスの場面で胸の痛みを訴え、気を失った。
映画がよほど怖かったのか?。これだけなら、さほど珍しくない話なのだが、この男性は何と、搬送先の病院で死亡が確認された。ホラー映画を観て、ショック死したのだ。
これだけでも何だか恐ろしいのだが、病院のスタッフがこの男性と一緒に映画を観ていた友人に、警察当局が男性の遺体を検視するため、遺体をティルヴァンナーマライの政府医科大病院に運ぶ旨を告げたのだが、その後、この病院スタッフも遺体も行方不明になったのだ…。