JR大宮支社長「駅も併せて改良を」

 さいたま市が平成30年度当初予算案で大宮駅周辺の再整備に予算を重点的に配分したことについて、JR東日本の中村知久大宮支社長は15日の定例会見で「駅の方も併せて改良できればいいと考えている。できるだけご協力していきたい」と前向きな姿勢を示した。

 同市は「大宮駅グランドセントラルステーション化構想推進事業」に力を入れており、東北や北陸の玄関口となる大宮の東日本対流拠点としての機能を強化する方針。同予算案でJR大宮駅東口の再開発などに約70億円、「市民会館おおみや」の移転費用などに約40億円を計上した。

 同構想の推進会議にはJR東日本大宮支社や東武鉄道の幹部も委員として参加している。

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