渡辺喜美氏「維新で民主とくっつこうという人は何を考えているのか…」 野党再編に「誰と組むか間違えると失敗」と警鐘

渡辺喜美氏(古厩正樹撮影)
渡辺喜美氏(古厩正樹撮影)

 解党したみんなの党の元代表の渡辺喜美元行革担当相は2日、BS11の番組収録で、野党再編について「誰と組むかではなく何をやるか、と言ってきたが、誰と組むかを間違えると失敗する、というのが私の教訓だ」と述べた。

 「次の選挙が優先だという人が、いろいろ反乱を起こして解党になった」とも語った。みんなの党からの集団離党を主導し、結いの党を経て維新の党をつくった江田憲司衆院議員や、民主党などとの合流を模索し、みんなの党解党時の代表だった浅尾慶一郎衆院議員が念頭にあるようだ。

 党分裂の経験者として、渡辺氏は維新の党が分裂確実な情勢になっていることに「山口組の抗争じゃないんだろうが…。みんなの党は選挙の度に大きくなるという純化路線を取った。いよいよ橋下(徹大阪市長)さんも純化路線に入ってきたのかなという感じを受ける」と語った。

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