ウルトラシリーズの怪獣をテーマに平成26年3月から1年間限定で営業し、昨年3月からは常設店として店名も「帰ってきた怪獣酒場」に変えていたJR川崎駅東口の居酒屋が、15日から開業当初の店名「怪獣酒場」に原点回帰した。新しいメニューやサービスを追加してさらなるウルトラファンの取り込みを狙う。(古川有希)
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同店は「ヒーローたちに時に健闘し、時にこてんぱんにされるウルトラ怪獣たちが夜な夜な憂さを晴らし、気力を養って明日への新たな悪巧みをするところ」というコンセプトや細部にもこだわった内装、メニューが受け、開業直後から男女を問わず、幅広い年代のファンが殺到。同店を企画・運営するベネリック(東京)によると、開業以来2年間で13万人以上が訪れる盛況だという。
原点回帰に伴い、バルタン星人のスペシャル海鮮サラダ」(1274円)や「ペガッサ星人のダークゾーン~海鮮イカ墨やきそば~」(1274円)など、怪獣にちなんだ新メニューが追加されたほか、来店日が誕生月に当たる客のみが入室できる特別な部屋にメフィラス星人がお目見えした。