さだまさしさんが能登被災地へ2400万円寄付 ジャパネット高田社長も活動支援

能登半島地震で被災した石川県輪島市を訪れ、輪島塗の関連団体に寄付金の目録を手渡すさだまさしさん(左)=13日午後、輪島中学校
能登半島地震で被災した石川県輪島市を訪れ、輪島塗の関連団体に寄付金の目録を手渡すさだまさしさん(左)=13日午後、輪島中学校

シンガー・ソングライターのさだまさしさんが13日、能登半島地震で被災した石川県輪島市や珠洲市を訪れ、昨年10月に長崎市で開いたチャリティーコンサートで集まった約2400万円を、被災地や伝統工芸団体などに寄付した。歌も披露し「日本中に応援している人がいる。明日に向かって頑張りましょう」とエールを送った。

輪島市の輪島中学校の体育館には、地元住民を中心に約500人が集まり、昨年10月19日に長崎市で行われた復興支援のためのチャリティーコンサートの様子が上映された。

上映後、さださんや、さださんの活動を支援する通信販売大手ジャパネットホールディングスの高田旭人社長が、輪島塗の関連団体や輪島市の坂口茂市長に目録を手渡した。

イベントの最後には、さださんが「いのちの理由」を弾き語りで披露。同市の会社員、佐藤祐加さん(34)は「父がさださんの大ファンで、自分も小さい頃からよく聞いていた。こんなに近くで見ることができてうれしい」と感無量な様子だった。

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