「15歳の命奪い卑劣、不眠不休で捜査」　北九州の中3殺傷、会見で捜査幹部強調

北九州市小倉南区のマクドナルドの店舗で中学3年の男女が刺されて中島咲彩（さあや）さん（15）が死亡した事件で、福岡県警の橋本浩輔捜査1課長は19日の記者会見で、殺人未遂容疑で同区の無職、平原（ひらばる）政徳（まさのり）容疑者（43）を逮捕したことについて「15歳の将来のある若者の命を奪ったのは許しがたい。卑劣だ。不眠不休で捜査に当たった」と強調した。

また、平原容疑者を逮捕した際の状況について「（容疑者は）特に抵抗していない」と説明。刃物のような物とみられる凶器については、まだ発見できていないとした。

逮捕容疑は、14日午後8時25分ごろ、北九州市小倉南区徳力のマクドナルド店舗で、男子生徒（15）の腰を刃物のようなもので突き刺し、殺害しようとしたとしている。

事件では、レジを待つ列の最後部付近に並んでいた中島さんら2人が立て続けに刺された。2人は同じ中学に通う同級生で、一緒に店舗を訪れていた。

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