高浜原発2号機で燃料装塡開始 9月に関電全原発稼働

関西電力高浜原発の(左から)2号機と1号機=令和2年10月、福井県高浜町(本社ヘリから)
関西電力高浜原発の(左から)2号機と1号機=令和2年10月、福井県高浜町(本社ヘリから)

関西電力は7日、高浜原子力発電所2号機(福井県高浜町)の原子炉に核燃料を装塡する作業を始めた。10日までに157体の燃料集合体を入れ、9月15日に再稼働する予定。再稼働すれば廃炉中を除いた関電の全原発7基が運転することになる。

作業は午前9時半ごろから開始。燃料プールにある長さ約4メートルの燃料集合体1体につき約30分かけて、クレーンで原子炉に移動させた。

高浜2号機は運転開始から47年が経過。48年が経過し、国内で最も古い1号機は7月28日に再稼働し、8月28日に営業運転に入る予定。

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