昨年7月の参院選の応援演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相を追悼する米上院の決議文が21日、米上院関係者から昭恵夫人の元に届けられた。
追悼決議は昨年7月13日、共和党のハガティ上院議員ら69人が共同で提出し、同20日に上院が全会一致で採択した。安倍氏を「世界の自由と繁栄、安全を促進するとともに、権威主義や専制に対抗する今後数十年の日米協力の礎を築いた偉大な友人」とたたえ、「一流の政治家で民主的価値のたゆまぬ擁護者」だったと悼んだ。
米上院共和党のトップ、マコネル院内総務の事務所から安倍政権のスタッフだった長谷川栄一元首相補佐官を通じ、額装した決議文が昭恵夫人に贈呈された。