ラーメン店の対応に腹を立て、店に約3時間居座ったとして兵庫県警明石署は8日、不退去容疑で同県明石市の会社員の男(32)を現行犯逮捕した。男はギョーザから提供するよう注文したが、ラーメンが先に出てきたため激怒。店長と口論になり、店に居続けたとして逮捕された。ラーメンブームの中、食べ方にこだわるのもいいが、やり過ぎはいけません。
ラーメンが先か、ギョーザが先か、それが大きな問題だった。
男の逮捕容疑は、8日朝、明石市内のラーメン店で男性店長(33)から再三退店を求められたにもかかわらず、約3時間にわたり店に居続けた疑い。
酒も入っていて…
明石署によると、男性は8日午前4時ごろに来店し、ギョーザとラーメンを注文。その際にギョーザを先に出すように頼んだ。しかし、店長が先にできたラーメンを出したところ、男は激怒、「順番が違う」などと言いがかりをつけはじめた。
店側は明石署に通報、すぐに署員が駆けつけたが、店長が「店で対応しますから大丈夫です」と話したため、署員はいったん帰った。しかし午前6時40分ごろ、再び店側から通報があり、署員に店長が「帰ってくれと言っても帰らない」と訴えた。