講師の堀江裕さん
島根県済生会江津総合病院名誉院長の堀江裕（ゆたか）さん（７６）を講師に迎えた特別講座「人生１００年 笑って長生き～堀江ドクターの処方箋」が２、３月、松江市殿町の山陰中央新報社文化センター松江教室で開かれる。
堀江さんは雲南市吉田町出身。鳥取県日野町の日野病院長などを経て２００６～１５年、済生会江津総合病院長を務めた。名誉院長になってからも内科診療に当たる。
患者への「言葉」を大切にし、６冊目の著書『人生１００年時代～お金のかからぬ処方せん』（山陰中央新報社刊）に記した「病は言葉で治療する」「診療はごはん 言葉がおかず」という発想を、作家の五木寛之さんが「とても面白かった」とエッセーでつづったエピソードもある。
講座では、地域医療に長年携わる経験を基に人生１００年時代を健やかに生きるヒントを伝える。今年、念願のＮＨＫのど自慢出場を果たした喉で懐かしい昭和の歌の歌唱を交えながらのユーモアあふれる講演になりそう。
２月８日午後２時～３時半と３月１日午前１０時～１１時半の２回あり、いずれかを選ぶ。受講料は各２２００円。両方の受講も可能。申し込みは１月６日以降松江教室まで。電話０８５２（３２）３４５６、フリーダイヤル（０１２０）０７９１２３。
