「word vba 最終段落 削除」
という検索キーワードでアクセスがありました。
詳細は不明ですが、最後・末尾の段落をWord VBAで削除するには、どのようなコードを書けばいいのか探していらしたのでしょう。
最終段落を削除するサンプルコード
何の条件分岐も必要ないのであれば、以下のような1行のコードで、アクティブ文書の最終段落を削除できます。
イミディエイトウィンドウで、上記のコードを入力して実行しても、もちろんOKです。
最終段落を削除するコードについて
オブジェクトを取得するタイプのプロパティが、
ActiveDocument
.Paragraphs
.Last
.Range
と4つ連なって少々長いものの、意味は比較的わかりやすいコードではないかと思います。
既にご紹介しているとおり、ParagraphsコレクションのLastプロパティを使うと、名前のとおり最後・末尾のParagraphオブジェクトを取得できます。もしもLastプロパティが用意されていなければ、Countプロパティを組み合わせたコードにしなければならなかったはずで、やはりLastプロパティは便利だと感じます。
取得した最終段落を表すParagraphオブジェクトの、Rangeオブジェクトを取得して、Deleteメソッドで削除しています。
Word VBAのオブジェクトモデルに慣れていないと、ParagraphオブジェクトにDeleteメソッドが存在すると考えてしまうかもしれませんが、違います。Word VBAのParagraphオブジェクトに、Deleteメソッド等は用意されていません。
文字列範囲に共通するプロパティやメソッドはRangeオブジェクトに実装されているのが、Word VBAの基本的な考え方です。
最終更新日時:2022-01-11 05:26
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