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VBAで折れ線グラフの線の太さを

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excelバージョン2104 ビルド13929.20296 Microsoft Store)

「vba 2010 activechart 線の太さ」
「折れ線グラフ 太さ VBA 2007」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあります。

折れ線グラフの線の太さをExcel VBAで変更するには、どのようなコードを書けばいいのかを探していた方による検索でしょう。

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折れ線グラフの線の太さを変更するサンプル

折れ線グラフを選択しておいてから、以下のSubプロシージャを実行してみてください。

Sub 折れ線の太さを変更する()
  Dim srs As Series
  Set srs = ActiveChart.SeriesCollection(1)
  srs.Format.Line.Weight = 6
End Sub

折れ線グラフの線の太さを変更するオブジェクトモデル

上記のSubプロシージャで利用しているオブジェクトモデルは、以下のとおりです。

Chartオブジェクト ← ActiveChartプロパティ
└ Seriesオブジェクト ← Chart.SeriesCollectionメソッド
 └ ChartFormatオブジェクト ← Series.Formatプロパティ
  └ LineFormatオブジェクト ← ChartFormat.Lineプロパティ
   └ Weightプロパティ

プロパティやメソッドの名前と、それによって取得できるオブジェクトの名前が異なっている箇所が多々ありますから、丁寧に読み解く必要があります。

特に、Chartオブジェクトに用意されているSeriesCollectionメソッドの戻り値が「As Object」と定義されているために、

オブジェクトモデル読解の難易度が上がっています。そこで上記のSubプロシージャでは、

Dim srs As Series
Set srs = ActiveChart.SeriesCollection(1)

とすることで、コード入力時に自動メンバー表示が行われるようにしています。

実務では、

ActiveChart.SeriesCollection(1).Format.Line.Weight = 6

のように1行で書いてしまう場合もあると思いますが、Excel VBAを自分で書けるようになりたい方は、一度はオブジェクトブラウザーを自分で引きながら読解しましょう。

最終更新日時:2021-12-24 12:56

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