12日に放送されたABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』では、退職代行サービスを提供する「モームリ」のオフィスを取材。2024年12月28日から2025年1月5日までの“9連休”が明けてから、退職代行会社に依頼が殺到している現状を伝えた。
番組スタッフが同社のオフィスを訪ねると、そこにはひっきりなしに電話応対をするスタッフたちの姿が。仕事始めの前日の夜から依頼が殺到しているそうで、スタッフの話によれば、仕事始めの人が多かった1月6日には過去最多となる250件以上の依頼があったとのこと。また利用者については「お休みを挟んで身体も心もリラックスすると、『この職場おかしいんじゃないかな?』と考えてしまう方が多かった印象です」と話していた。
これについて、タレントのでか美ちゃんは「私だったら、イヤだった会社に『辞めます』って言う瞬間は気持ちが良いだろうから、自分で言いたい」とした一方で、「そんなに気が強い人間ばっかりじゃないだろうし、優しい人ほど自分を犠牲にして無理してしまうと思うので、心を守るためだったら退職代行を使った方が…と思います」とコメント。
番組MCを務めるお笑いタレントの千原ジュニアも「そうですよね」と相づちを打った上で、「もっと言えば、お金を払ってでも『辞める』という意思をちゃんと会社に伝えているということやからね」と持論を展開すると、でか美ちゃんは「“会社を飛ぶ”ような無断退職をするよりはいいのかな?とは思いますよね」と同意していた。
一方で「辞め方は大事だと思う」と語ったのは、政治ジャーナリストの青山和弘氏。業界を変えて完全に縁を切るのかもしれないけど、これまでの経験を次に活かしていこうと思うのなら、自分で退職の意思を伝えることでいろんな繋がりができるかもしれない。それを大事にして欲しいなって思うけど、昭和な考えなんですかね?」と自身の意見を語ると、千原ジュニアは「どうなんでしょうね?気持ちが分からんでもないですけど…」と考えを巡らせていた。