NMB48が10月8日、大阪・オリックス劇場で「NMB48 14th Anniversary LIVE ~Emotional~」を開催。ライブの中で、上西怜が同グループからの卒業を発表した。
同公演ではNMB48の歴史を辿るオープニング映像の後、「Overture」が流れ、「天使のユートピア」公演のオープニング曲「OUR STORY」でライブが幕開け。キャプテン・小嶋花梨が「皆さんにとっても14年の歴史が詰まっていたり、これからのNMB48に期待してもらえるようなコンサートをお届けできると思っております」と呼びかけ、さまざまなパフォーマンスが披露された。
ユニットコーナーでは、新澤菜央が結成した非公式ユニット“♡めるみみ♡”による「なめくじハート」や、泉綾乃と上西怜のペアによる「最高に下品なアタシ」などが披露されたほか、NMB48初のオリジナル公演「ここにだって天使はいる」と最新の劇場公演「天使のユートピア」の表題曲も連続で披露。ライブ後半では、8・9・10期生の劇場新公演「さらば純情」のタイトルと初日公演の日程が発表された。
その後、アンコール1曲目「太陽が坂道を昇る頃」の途中で、上西が「私、上西怜はNMB48を卒業します!NMB48で活動した期間はもう二度と経験することができない青春で宝物です。私のことをたくさん甘やかしてくださり、妹でいさせてくださり、そしてずっとアイドルでいさせてくださり、本当にありがとうございました。私はNMB48とファンの皆さんのことがこれからもずっと大好きです!」と卒業発表を行った。
ライブが終了しても鳴り止まない“怜ちゃん”コール。上西は同じ5期生の同期である小嶋と水田詩織と一緒にステージに残り、「皆さん、本当にありがとうございます。自分のファンの皆さんもそうですし、NMB48をいっぱい愛してくださる皆さんのことが本当に大好きです! 皆さん、これからは私の代わりにメンバーの一員として(笑)、メンバーのことをしっかり見つけれーちゃんしてください!ありがとうございました!」と笑顔を見せて、ファンの声援に応えた。
■上西怜卒業コメント
「私上西怜はNMB48を卒業します。NMB48をお祝いをする一年に一回の大切なライブで、個人的な発表をしてしまってすみません。15年目の新しい一歩を踏み出そうとしているNMB48と一緒に、私も自分の新しい一歩を踏み出したい。と思い、ここで卒業発表させていただきました。私は一期生のお姉ちゃんに憧れて5期生としてNMB48に加入しました。憧れていた、想像していたアイドル生活とは全然ちがってすごく苦しくて悔しいことがたくさんあって、正直何度も「卒業」を考えました。だけど、そんな悔しいことを超えるくらい嬉しいことがたくさんあって、ファンの皆さんと一緒にたくさんの夢を叶えることもできました。いつも本当にありがとうございます。NMB48に加入して大好きなメンバー、たくさんのスタッフさん、そして、こんなにも自分のことを大好きでいてくれるファンの方と出会うことができて私は本当に幸せです。8年間、一緒にたくさんの夢を見てくださり、いっぱい甘やかしてくれて、妹でいさせてくれて、ずーーっとアイドルでいさせてくださりありがとうございました。卒業までの残りの時間、NMB48に全力を注ぎたいと思っています。最後までよろしくおねがいします!」