事実上無限にスケールする「Amazon Aurora DSQL」プレビュー公開/AIエージェント「Jules」Googleが発表/「Devin」ついに正式サービス開始ほか、2024年12月の人気記事
この時期は1年でいちばん寒い時期、みなさまいかがお過ごしでしょうか。日本海側では豪雪が続いているとのことで、お見舞い申し上げます。
さて、年が明けて最初の人気記事紹介。先月、2024年12月の人気記事を紹介していきましょう。
1位から3位
1位 [速報]「Amazon Aurora DSQL」プレビュー公開、事実上無限にスケールする高性能なPostgreSQL互換の大規模分散データベース
2位 自律的にプログラミングをするAIエージェント「Jules」、Googleが発表。人間がタスクを与えると実装計画を作成、コードの生成や変更、バグフィクスなどを実行
3位 自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」、ついに正式サービス開始。月額500ドルから
1位となったAmazon Aurora DSQLは、いわゆるNewSQLのアーキテクチャを備えたRDBだとされています。
スケールするRDBであるNewSQLは数年前から注目度が高まっていましたが、AWSもついにNewSQLに参入したことで、NewSQLが新分野として定着することになりそうです。
2位と3位は自律的にプログラミングしてくれる生成AIの話題。2025年はこうした高度な生成AIの活用が活発化することでしょう。
4位から6位
4位 AWS、ノーコードでAmazon S3を操作するWebアプリが作れる「AWS Transfer Family web apps」発表
5位 AWS、WebアプリからAmazon S3にアクセスできるUIコンポーネント「Storage Browser for S3」正式リリース
6位 AWS、VMware社ではなくAWS自身が提供する「Amazon Elastic VMware Service」プレビュー公開
先月はAWSの大型イベント「re:Invent 2024」があり、その速報記事が何本もトップ10にランクインしていますが、4位から6位、さらに8位までAWSの話題で占められました。
7位から10位
7位 [速報]Amazon、自社開発の基盤モデル「Amazon Nova」発表。テキストから画像や動画の生成、マルチモーダルまで対応
8位 [速報]コーディング支援AIのAmazon Q Developer、新機能としてユニットテストの生成、コードからドキュメント生成、コードレビューなど追加
9位 国産のインメモリDB「劔(Tsurugi)」、さくらの高火力上で一貫性を保ちつつ永続化の書き込み処理を5ミリ秒で実証。超低遅延AIシステムの実証実験
10位 クラウドインフラのシェア、AWSが33%でトップ、2位Azureが20%、3位Googleが10%、前四半期からの変動なし。Canalysが2024年第3四半期の調査結果を発表
2025年はPublickeyの16年目です。引き続き頑張って記事を書いていきますので、今年もご愛読のほどよろしくおねがいします。
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