- 自律型プログラミングAIエージェントJulesの登場
- エンジニア向け便利ウェブサイト16選
- ソフトウェア技術者育成の考察と実践
- エンジニア必見のYouTubeチャンネル9選
- エンジニアの転職活動戦略と書籍紹介
- 中国の原子力電池開発とIT系メディア
- ソニーXperiaの電波法違反と総務省の行政指導
- LayerXのMRR2.5倍増達成と組織的努力
- Adobeの反射除去ツール「Reflection Removal tool」発表
- GoogleのAndroid XR発表とSamsungとのヘッドセット開発
- エンジニアリングマネージャー(EM)向けのおすすめ書籍75選
- GoogleのAIエージェント搭載メガネ型デバイス発表
- Azure多要素認証の重大な脆弱性と影響
- ITエンジニアマネジャーの失敗談と心理的安全性の重要性
- 生成AIを用いた自動テスト作成の取り組み
- Windows 11の新機能「Recall」の機密情報漏洩問題
- 2038年問題とOSSにおける対策状況
- Intel Arc B580のベンチマークテスト結果
- AWS re:Invent 2024におけるRAG関連セッションのまとめ
- コスパ最強ミニPCのおすすめモデル6選
- ランチャーツールRaycastの使い方とTips
- GoogleのAI搭載XR OS『Android XR』発表とSamsung製ヘッドセット
- AIアシスタント「しらせ君」による業務自動化
- ISUCON2024におけるGrafana・Loki活用
- AppleのWi-Fi接続用半導体自社開発と来年切り替え
- Rust言語の再学習とSREへの期待
- Windowsローカルで動作する大規模言語モデル(LLM)実行環境Ollama
- Linux環境でのYubiKey 5によるTOTP認証設定
- 型安全なAgentフレームワーク「PydanticAI」の実装解説
- 発表を先に決める開発手法「Presentation Driven Development (PDD)」
自律型プログラミングAIエージェントJulesの登場
Googleが、人間が与えたタスクに基づき、実装計画の作成、コードの生成・修正、バグ修正などを自律的に実行するAIエージェント「Jules」を発表しました。Gemini 2.0を基盤としており、PythonとJavaScriptに対応しています。現在は信頼できるテスター向けに提供中で、2025年初頭に一般公開予定で、DevinやGitHub Copilot Workspaceといった競合サービスも存在します。
エンジニア向け便利ウェブサイト16選
QiitaのNuco Advent Calendar 2024の記事で、UIデザイン参考サイト、開発効率化ツール、データ処理ツールなど、エンジニアの開発効率向上に役立つ16個のウェブサイトが紹介されています。具体的には、オープンソースUI要素提供サイトのUIverse、日本語CSSリソースサイトのCSS Stock、APIテストツールPostman、ダミーデータ生成ツールなどが挙げられており、開発効率の改善やデザイン面でのインスピレーション獲得に繋がるウェブサイトが網羅されています。
ソフトウェア技術者育成の考察と実践
pyspaアドベントカレンダー2024の12日目の記事として、SIer勤務の著者が15年間培った技術者育成の経験と考察を元に、ソフトウェア技術者を「ほぼ素人」「半人前」「一人前」「チームリード」「技術責任者」の5段階で評価し、効果的な教育には対面でのコミュニケーションが重要だと主張、輪読会やハイパフォーマーとの面談、雑談用ワークスペースなど独自の教育環境づくりを紹介しています。
エンジニア必見のYouTubeチャンネル9選
この記事では、エンジニアにとって有益なYouTube動画9本を紹介しており、各動画へのURLが掲載されています。はてなブックマークにも投稿されており、選出された9本以外にも人気記事が紹介されています。URL数の制約から、厳選された9本の動画のみが紹介されている点に留意ください。
エンジニアの転職活動戦略と書籍紹介
40代エンジニアの転職経験に基づき、大手ITコンサルからのベンチャー企業への転職活動におけるノウハウ、特に技術選考対策として、効果的な書籍、実践的な対策法(「ディスカバリー風プレゼン」と質疑応答の練習、ポートフォリオ作成)、そしてシステム設計、SRE、プロジェクトマネジメント関連書籍のおすすめなどを紹介しています。
中国の原子力電池開発とIT系メディア
PC Watchの記事「【今年の人気記事】充電不要スマホ実現へ。中国、50年間発電し続ける民生向け「原子力電池」を開発」では、中国が開発した50年間発電し続ける民生向け原子力電池に関するニュースが紹介されています。記事では、この技術がスマートフォンなどの充電不要化に繋がる可能性や、Impress Watch傘下の複数のIT系専門メディアサイトの記事内容を網羅しており、ASUS、VAIO、ドスパラといった特定メーカーの情報や、中古PC、モバイル通信サービスの情報なども含む幅広い内容を扱っています。
ソニーXperiaの電波法違反と総務省の行政指導
総務省は、ソニー製のXperia 7機種(NTTドコモ向けを含む)が電波法違反であったとして行政指導を行いました。問題となったのは、アンテナが認証申請時のものと異なっていた点で、既に修正済みであり、ユーザーへの影響はないとされています。総務省は、利用者保護の観点からこの事例をウェブサイトで公表し、行政指導を実施しました。
LayerXのMRR2.5倍増達成と組織的努力
LayerX社は11月、MRR(月次経常収益)を目標の2.5倍に達成しました。これは全社を挙げて「メラ期」と称した取り組みの結果で、営業部門だけでなく、プロダクト、エンジニア、コーポレート部門も目標達成に貢献しました。具体的な施策として、Hourly目標管理、中間KPI設定、案件管理の改善などが実施されました。LayerX社は、この成功を組織の当たり前とし、持続可能な成長を目指しています。
Adobeの反射除去ツール「Reflection Removal tool」発表
Adobeが、AI技術を用いた写真編集ツール「Reflection Removal tool」をCamera Rawでテクノロジープレビューとして公開しました。このツールは、窓ガラスなどに写り込んだ反射を軽減・除去し、窓越し撮影で被写体の見えづらさを解消する機能を提供します。写真内の反射を取り除くことで、被写体をより鮮明に映し出すことが可能になります。
GoogleのAndroid XR発表とSamsungとのヘッドセット開発
GoogleがSamsungと共同開発中のAndroid XR向けヘッドセット「Project Moohan」を2025年に発売予定であることが発表されました。このヘッドセットはGoogleのAI「Gemini」を搭載し、YouTubeやGoogle TVなどGoogleサービスとの連携による高度なAI機能を提供します。Android XRはGoogleの新たなXRエコシステムの中核として、同社によるXR市場におけるプレゼンス強化を目指す戦略の一環となります。
エンジニアリングマネージャー(EM)向けのおすすめ書籍75選
エンジニアリングマネージャー(EM)が自身の蔵書75冊の中から、EM業務に役立つと考える書籍75冊を紹介しており、スクラム、アジャイル開発、組織マネジメント、システム思考、リーダーシップ、コーチングといった分野の書籍が網羅されています。著者は自身の経験に基づいた「スクラムの拡張による組織づくり」についても紹介しており、マネジメント、組織運営、チームビルディングに関する多様な書籍と合わせて、読者への蔵書紹介と意見交換を促しています。
GoogleのAIエージェント搭載メガネ型デバイス発表
Googleが、Gemini 2.0を搭載したメガネ型デバイスを発表しました。詳細な情報は公開されていませんが、既存のGeminiよりも性能が向上し、より高度なAI能力と多様なタスクへの対応能力が期待されています。
Azure多要素認証の重大な脆弱性と影響
Azureの多要素認証(MFA)システム、Oasis Security社製のものに脆弱性が発見され、4億以上のMicrosoft 365アカウントが影響を受ける可能性がありました。攻撃者は、TOTP(Time-based One-Time Password)の6桁認証コードを予測することで不正アクセスを試みました。Microsoftは同様の脆弱性を修正するパッチをリリースしており、Oasis Security社は2024年6月にMicrosoftから脆弱性情報を受け取っていました。
ITエンジニアマネジャーの失敗談と心理的安全性の重要性
GO言語を用いたAI開発における課題、特にメモリ管理の難しさや開発効率向上策、1対1メンタリングの有効性、そしてエンジニアマネジャーの失敗談を通してメンバーの心理的安全性の重要性を説いた記事が公開されました。 具体的な開発におけるボトルネックや解決策、AI開発の知見が提示されています。
生成AIを用いた自動テスト作成の取り組み
食べログのエンジニアが、生成AI(Dify、GPT-4)を用いた自動テスト作成の取り組みを、自動テスト作成におけるテストケース設計とコード実装の負担軽減という課題解決の観点から紹介しています。外部依存を分離した設計のコードにおいて、生成AIによるテストコードの自動生成が有効に機能することを検証し、良好な設計と生成AIの組み合わせによる効率的な開発の可能性を示唆しています。
Windows 11の新機能「Recall」の機密情報漏洩問題
Windows 11の新機能「Recall」は、PC操作履歴をAIで記録・検索する機能ですが、機密情報フィルターが有効な状態でもクレジットカード番号のスクリーンショットを保存してしまう脆弱性が報告されています。テスト環境では、自作フォームや一部ウェブサイトでは機密情報の保存が確認されましたが、実在するオンラインストアでは正しく機能したとのことです。Microsoftは現在、機能改善に取り組んでおり、ユーザーからのフィードバックを募っています。プライバシーに関する懸念からリリースが延期された後、Insider向けに公開されています。
2038年問題とOSSにおける対策状況
2038年1月19日午前3時14分08秒に、UNIX時間を使用するシステムで発生する「2038年問題」について解説しています。UNIX時間を32ビットで管理しているシステムでは、この時刻に上限値を超えプログラムエラーが発生する可能性があります。立命館大学の研究チームは、人気のオープンソースソフトウェア(OSS)においても、UNIX時間の定義を64ビットに変更するなど必要な対策が十分に進められていない現状を明らかにしました。OSやミドルウェアなど広範囲な対策が必要となるため、2038年問題への対応は非常に困難であると指摘しています。
Intel Arc B580のベンチマークテスト結果
Intel Arc B580のベンチマークテスト結果を紹介する記事です。3DMarkやFFXIVなど複数のゲーム、Blenderなどのツールを用いた検証で、Arc A770やRTX 4060を上回る性能が確認されたと報告しています。特にレイトレーシング性能とフレーム生成技術XeSS FGにおいて優位性を示していますが、VALORANTなど一部のゲームではCPUボトルネックの影響も見られました。また、Blenderでは低性能だった一方、動画編集やAI処理では高い性能を示したと結論付けています。
AWS re:Invent 2024におけるRAG関連セッションのまとめ
AWS re:Invent 2024で発表されたRAG(Retrieval-Augmented Generation)に関する5つのセッションの内容をまとめた記事です。LLMの回答精度向上に繋がるRAG技術、Amazon BedrockにおけるKnowledge Baseの選択におけるコストと機能のバランス、マルチテナント環境でのデータ分離対策、そしてコスト最適化のためのLLMモデル、プロンプト、チャンクサイズの調整方法などが解説されています。
kaminashi-developer.hatenablog.jp
コスパ最強ミニPCのおすすめモデル6選
Windows 10サポート終了を控え、コスパに優れたミニPCの購入を検討しているエンジニア向けに、4~7万円台で入手可能な高性能モデル6機種を厳選して紹介。AMD Ryzen 6000シリーズやIntel Core i5搭載モデルを中心に、性能と価格のバランスに優れた製品を取り上げ、購入時の注意点として販売店やクーポン、セール価格の比較検討も推奨しています。
ランチャーツールRaycastの使い方とTips
RaycastというAlfredライクなランチャーをより効果的に活用するためのTips集です。Alias設定によるコマンド呼び出しの効率化、Fallback Commandsによる検索機能の向上、キーボードショートカットのカスタマイズ、不要コマンドの無効化といった設定方法に加え、macOS標準OCRやブラウザ、Confluence/Jira連携拡張機能の紹介、快適なRaycast利用のための設定例も掲載されています。
GoogleのAI搭載XR OS『Android XR』発表とSamsung製ヘッドセット
GoogleがAIを搭載した拡張現実(XR)用OS「Android XR」を発表しました。サムスン、Qualcommとの協業により、2025年にはサムスン製のヘッドセット「Moohan」が発売され、将来的にはXREALのようなARグラスへの対応も予定されています。音声や視覚による自然な操作を可能にするマルチモーダルAIを搭載し、開発者向けキットも公開されることでアプリ開発が促進されます。これはアップルやMetaに対抗するGoogleの新たな取り組みです。
AIアシスタント「しらせ君」による業務自動化
Qiitaの記事「うちのアシスタントのしらせ君がすごいので自慢させてください。」では、ローコードプラットフォーム、GPT-4、GitHub Actions、n8nなどを活用して開発されたAIアシスタント「しらせ君」が紹介されています。しらせ君はメール、ニュース、スケジュール、郵便物、議事録、論文、取引先情報、SNSなどを自動管理し、メールの重要度に応じたSlack通知や既読化、ニュースのサマリー翻訳と興味度評価、スケジュールの色分けやリマインド、妻への通知、調整状況報告など、様々な業務を自動化することで著者の業務効率化に大きく貢献しており、月額運用コストは1万円以下です。
ISUCON2024におけるGrafana・Loki活用
ISUCON2024に参加したチーム「ツナ缶」が、GrafanaとLokiを活用したログデータ分析によるパフォーマンス改善について報告しています。約17000点で80位前後という結果に終わった大会で、表示範囲全体を対象とした高速なクエリ実行や、レスポンスタイムが遅いログの効率的な特定手法を開発しました。pt-query-digestを用いたスロークエリログの正規化とGrafana Alloyによる効率的な解析、Promtail/Alloyによる高カーディナリティラベルへの対応なども紹介しており、環境構築やmatcherの設定ミスといった反省点、そしてOpenTelemetryを用いた分散トレーシングなど、今後の展望についても触れています。
AppleのWi-Fi接続用半導体自社開発と来年切り替え
アップルが2024年からiPhoneなどの製品に搭載するBluetoothとWi-Fiチップを、ブロードコム製から自社開発の「Proxima」チップに切り替える計画です。TSMCが製造するProximaチップは、来年発売予定の新型iPhoneやスマートホームデバイスへの搭載が見込まれており、アップルは既に通信用半導体(モデムチップ)の自社開発も進めていることから、半導体開発における垂直統合をさらに進める動きとなります。
Rust言語の再学習とSREへの期待
この記事は、著者が以前Rust開発に関わったものの、エコシステムの未成熟さから離れていたが、現在成熟したエコシステムを背景にRustの再学習を始めたという経緯を紹介しています。Rust関連書籍やオンラインコミュニティを活用した学習過程、SREの視点から見たRustを用いたインフラ構築・運用への期待、そして再学習を通して得られた知見や学習方法の共有について記述されています。
Windowsローカルで動作する大規模言語モデル(LLM)実行環境Ollama
Windows 10/11で動作する大規模言語モデル(LLM)実行環境Ollamaを紹介しており、ELYZA社の日本語LLMであるLlama-3-ELYZA-JP-8Bをサポートし、Webからの簡単なダウンロード・インストール、コマンドラインでの操作による対話型AIとしての利用、MITライセンスによる公開と容易なモデルファイル管理といった特徴を備えています。
Linux環境でのYubiKey 5によるTOTP認証設定
IIJエンジニアブログの記事では、Linux環境でYubiKey 5を用いたTOTP認証の設定方法を解説しています。YubiKey 5はTOTPに対応したセキュリティキーで、最大32個のサービスに登録可能で、およそ1万円で購入できます。Yubico Authenticatorアプリを用いたGUIによる設定方法や、QRコードを用いた自動登録方法、パスワード設定による紛失時のセキュリティ強化、そしてYubiKey 5のバックアップ方法(予備のYubiKey 5の購入やスマートフォンアプリとの併用)についても説明しています。
型安全なAgentフレームワーク「PydanticAI」の実装解説
ABEJA社のデータサイエンティストによる記事で、高速かつ型安全なデータ検証ライブラリPydanticを基にしたAgentフレームワーク「PydanticAI」の実装について解説しています。OpenAI、Gemini、Groqなど複数のLLMモデルに対応し、型安全なレスポンス検証や依存関係注入といった機能を備え、ストリーミング出力にも対応することでPydanticの部分検証機能を用いて型安全性を確保しています。マルチエージェント開発にも対応可能ですが、そのベストプラクティスについては今後確立される見込みです。
発表を先に決める開発手法「Presentation Driven Development (PDD)」
freee社員hachi氏が提唱する「Presentation Driven Development (PDD)」を紹介する記事で、発表を先に決めることで生産性を向上させる開発手法について解説しています。具体的には、登壇日や締め切りを設定し、公開することでモチベーションを高め、アウトプットの増加や学習促進につなげる方法が説明されています。著者は自身の経験からPDDの効果を実感しており、そのメリットや、スケジュール見積もりの甘さといった反省点、将来的な改善策についても触れています。また、PDDがSMART目標設定の多くの要素を満たし、Amazonの「Working Backwards」と同様の効果も期待できる点も指摘しています。